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ていねいな暮らし?ナニソレ!タイ式家事時短術(ほめられたもんではない)

こないだ家事分担についての記事を出しました。(読んでね!)

ほかの家庭はどうしてるのかな〜?、て同じテーマで書かれた色んな方の記事も読んでみました。

で思った。

分担がどーのこーのいう前に、
日本でふつうに暮らすための家事、多くね?って。

片付いた家で清潔な服を着て、
毎日キレイなおふろに入り
冬はあたたかく、夏は涼しく
四季折々のおいしいものを食べ、
変な人だと思われないかんじで冠婚葬祭や行事に参加する。

そのためにかかる労力、山の如し


そうしてくれた親には感謝しかない。
ありがとう。

そしてそれらをてまひまをかけて行うことこそが豊かな人生を構築するような気もする。

が、、わたしには、、

できない…

だいじなことなのでもういちどいう

できない。

ステキな暮らしはyoutubeで見るだけ
youtube でていねいな暮らし系動画見るのは大好き

そんなわたし、タイではほぼ家事に時間を使わない生活をしていた。

わたしのように1日数時間はボーっとしたくて、
ひまじんにしか許されないような趣味もしたくて(noteとか!)、
忙しく時間に追われるとポロリとなみだが出ちゃうような人は
東南アジアで暮らすのがいいかもしれない。

ここでは恥ずかしげもなく具体的にどんなかんじか紹介してみます。

まあタイも色々なので、あくまで首都バンコクでコンドミニアム生活をしている夫婦の一例としてご覧ください。


タイ行ったら消えた家事

まず工夫する余地もなくタイに住むだけでこれらが無縁になった。

・衣類や寝具の衣替え(夏しかないから)
・暖房器具の手入れ(夏しかないから)
・ゴミの分別、ゴミの日の管理(コンド内で24時間いつでも捨てられて分別もほぼ不要)
・喪服やフォーマル服の管理(どちらも普段着の延長でok)
・熨斗宛名書き、お歳暮、お中元など親族のお付き合い的なもの

などなど

1時間で掃除しきれる家

掃除も日本より絶対ラク。

バンコクの我が家の間取りはこんなかんじ。

なつかしいなあ

自室は小さいけどコンドの共有スペースにはプール、ジム、ライブラリーがあるし、庭を散歩したりもできるからさほど閉塞感はない。

自宅コンドのプール
プール!別名、ハトの水飲み場!
庭に現れるネコ
ネコも出没してくれるよ!

自室はせまいから厚手のウェットティッシュ1枚で床全面拭き掃除ができる。

シャワールームは毎日使ったあとワイパーで水気を切っておけばあんまり汚れないから磨くのはたまーにでいい。

収納もコンパクトに

洋服はIKEAのクローゼット1つを夫と半分こして使っている。

薄い夏服しかないから意外といける。
めったに使わない冬用アウターなどは旅行用スーツケースに入れて保管している。

この1コに収めるのは
我ながらよくやってると思う。

本や小物などは、2台並べて置いてあるIKEA のガラス戸つきの棚に入れる。

ホコリがつくと掃除が面倒ということで、
これの外にモノを飾ることは我が家では基本タブーとなっている。

2台あるからいちおう私用と夫用になっているが、夫の趣味の道具に押し出された夫のお母さんのでっかい遺影はずっとわたしの棚に鎮座していらっしゃる。

ガチャガチャの景品などを駆使して義母の周辺をデコるのがわたしの密かな楽しみである。

遺影をとり囲むガチャガチャの人形
お義母さん

洗濯は干す→しまうを最短化

洗濯は3日に1回くらい。

乾燥機はついてないので、ハンガーにかけてバルコニーで乾かす。

速乾性重視の我々のワードローブはタイの日差しですぐ乾くから、ハンガーにかけたままクローゼットに戻しておしまい。

下着と靴下しかたたまない。
ちなみにアイロンは使用頻度が少なすぎて人にあげた。

夫がたまに出張などで着るのはユニクロイージーケアのカッターシャツ。
ネクタイは持ってない。
わたしも夫も結び方すら知らない。

寝具ケアは外注

タイでは多分、大抵の人がシーツに中綿が縫いこまれたタイプの薄いブランケットを掛け布団として使用しているのではなかろうか?

だって南国で羽毛布団とか毛布とか買うメリットが思いつかない。

薄いとはいえキングサイズのブランケットは自宅で洗うのはちょっと大変なので
月1くらいでベッドのボックスシーツといっしょにクリーニングに出す。
コンドの敷地内にあるお店に預けるだけでフワフワのいい匂いになって帰ってくるからうれしい。

1年中、寝具のケアはそれだけ。

料理はやりたい時だけ

外食や買ったほうが安いから
料理は本当にやりたいときだけ。

やるときも、
料理に慣れていないわらわに一汁三菜みたいなやつを完成できるわけがなかろう
ということで主菜だけ!とか副菜だけ!とか1品だけ作るという行為を平気な顔でやってやる。
足りないものは買う。

ふだんは前に記事にしたカオゲーンやデリバリーを食べてる。
外食すれば作らなくていいだけじゃなくて食器も洗わなくていい。キッチンも汚れない。当たり前だけど大きなことだ。これだけで余暇は格段に増える。

あんまり料理しないかわりに夫は豆を自分でローストするほどコーヒーにこだわってるのでキッチンはほぼ彼の焙煎所になっている

色んなコーヒー関連の道具
コーヒー関連の道具

時短の末に行き着くところ

こんな感じで衣食住全てにおいて楽チンな環境でも、電車通勤でフルタイムで働いていたときは自分の時間が全然無いと感じていた。

1日8時間寝ているくせに、
「いそがしくてゆったりする時間もない」と泣いたりしていた。

いそがしくて泣くわたし
だってむりなんだもん

いい感じの時間的なゆとりを感じることができたのは週3-4のパートになったうえに、リモートワークが可能になり通勤に時間を使わなくてよくなったころだ。

なのに今度はラクを極めた結果、時間を持て余し退屈し、
こんなラクなルーティーンをこなすだけで、なんのために生きてんのかな?
なんか大変なことやりて〜!
て日本に来てみたわけだ。

人って本当に勝手。

自分の感じる不満からすなおに逃げつづけたら、さいごはどんな暮らしに行き着くんでしょうか。

これは見物ですな。おくさん。



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