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中高年ファミリーの無邪気な年末年始②

前回のつづき〜


1月1日 元旦からスノボー

なんとわれわれ元日からスノボーに行った。

わたしたち夫婦と、わたしの弟と、弟の友達S君という、夏にいっしょに釣りに行ってフグを釣って死ぬところだったメンバーだ。

あの日、「冬になったらスノボーに挑戦してみたい。いっしょに行こう」と夫が言っていたのをS君がちゃんと覚えていて声をかけてくれたのがうれしかった。

S君が誘ってくれなかったら、「スノボーをしてみたい。これは僕の夢の一つ」という夫の発言を忘れたフリを決め込むところだった。

スキー場の門
とても2024年には見えないレトロな久万(くま)スキーランド
全員集合の写真
集合写真。夫のウェア(レンタル)が自衛隊の雪中訓練感

S君の親切ていねいな指導のおかげで夫はスノボーにドハマりしてしまい、なかなかやめなかった。

何度かリフトの乗り降りに失敗し心を折られて早々にやめたわたしは、夫がそのうち大ケガををするんじゃないかなあ?って、長い間我が子を見守る母親のように滑ったり転んだりするのを見ていた。

夫以外もみんな派手に転んでいた。
人間は意外と丈夫なようだ。

リフトの前に立つ夫
リフトがこわいんよ

小さい頃もこのスキー場で、姉がなかなかスキーをやめないのをここで待ってたなあと思い出した。

帰り道の車の中でニュースアプリを開いて、日本で大変な地震が起きたことを知った。

何でも起こりうる世界で、いまわたし達が無事でいることって全然あたりまえじゃないよなあと思った。

1月2日 ヘビにさわる

全身筋肉痛の夫とバイクで近所の神社に初詣に行った。

近所の神社

神社に蛇がいた。

白いヘビ

ペットだそうなので「名前はなんですか?」と聞いたけど
名前はないそうだ。

ヘビが生き物で一番怖いと言う夫が「さわりますか?」と言われて素直にさわったのが超意外だった。

日本に来て以来、ムカデとかミミズとかクモとか、苦手なものに遭遇する機会が多かったから図太くなったのかもしれない。

わたしもさわらせてもらった。
感触は水道ホースっぽかった。

初詣の帰り、下水道の溝から顔を出すナゾの動物に遭遇した。
夫は「なーしくんだ!この町には本当になーしくんがいたんだ!」と言った。
なーしくんというのはカワウソがモデルのわが町のマスコットである。


確かにこのあたりはかつて日本カワウソが生息していたと言われているが

でもあれは多分イタチだった。
いずれにしてもめずらしいしかわいかった。

帰ってカワウソとイタチをそれぞれ画像検索し記憶と照らし合わせてみたけど、
やっぱりあれはどうやらイタチだった。

カワウソだったら大ニュースになるところだった。

今年2日目にして、
はじめてスノボーをして
はじめてヘビにさわって
はじめて野性のイタチ(カワウソ?)に遭遇して、
初体験三昧だ。

2024年、これからどうなっていくんだろう?

ドキドキわくわく


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