鳥居ゼミ 鍼実技講習会 10月ご案内

「あらゆる症状は姿勢不良の形成過程における体のSOS」
~自律神経症状や肩こり、X脚改善など~

鳥居ゼミでは、多くの姿勢悪化の起点は臀部だと考えています。座る時間が続くと座面とずっと接触している部分に痛みが出てくるため、その痛みを避けるために私たちは無意識のうちに姿勢を変化させています。

一例として、「骨盤後傾→腰椎胸椎後彎→顎を突き出し、後頚部の筋群短縮」。この過程で起こってくる症状として、「後頭部痛」であったり、円背による「肩こり」であったり、もちろん「腰痛」も起こります。

また、腰椎胸椎後彎も長くなると身体もしんどいため、今度は骨盤を前傾させようとします。そうすると、例えば「腰椎前彎強化→体幹を支えるため肘突き→肩板の緊張→顎を引くため頚部前面の緊張→頚部交換神経節刺激による迷走神経反射」のようなストーリーが想像できます。この過程で起こってくる症状としては、「ストレートネック、自律神経症状、呼吸機能低下、五十肩」などが考えられます。

症状発症の原因となる背景を筋道を立てて理解しようとすることで、アプローチの仕方も変わってきます。
今月は、この姿勢不良の起点となる臀部の治療をスタートとし、その姿勢変化の過程で起こってくる以下の症状改善をテーマとし、講習いたします。

自律神経症状 / 後頭部痛 / 肩板損傷 / X脚アプローチ / 肩こり(先月の続編です)

臨床で行き詰まりを感じている先生、新しい治療の視点を取り入れたい先生方、ぜひお越しくださいませ。新規の先生も大歓迎です!(各会場定員15名まで)

<東京> 2021年10月10日(日) 10時~16時
<大阪> 2021年10月17日(日) 10時~16時
<名古屋>2021年10月24日(日) 9時半~12時

<お問い合わせ・お申し込み>
鳥居ゼミ事務局
Tel. 090-8532-7635
E-mail. toriijuku@gmail.com

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?