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004:まったく仕事がない時

フリーランスはいつ仕事してもいいし、いつ休んでもいいってのは理論上の机上の能上のたわごとだ。そりゃ、フリーランスのフリーは「自由」なんだが、自由を満喫するって意味の自由じゃぁないんだよな。

フリーランスってのは「自由」「槍」の造語でしょ。まぁ、由来は諸説ありなので。日本語訳したら、「自由業」「自由職業」なんだぜ。つまりこの自由ってのは、形容詞的に使うんだよ。自由の後ろには「業」「職業」がくっつくってわけ。

業・職業=つまり、仕事だな。自由に形を変えてやりやすいようにやったらいい仕事なんだよ。仕事やんなきゃ、「フリーランス」じゃなくてただの「フリー」なのよね。

前置き長め、だから、仕事せにゃならん。さりとてさりとて、仕事がガッチガチで埋まらないのもフリーランスあるあるなわけで。

たとえば、私なんて、今週は木・金ががっつり空いてる

ネットサーフィンしながら、夏休みどこいくーなんて探してる気分にならない。次から次へと仕事がくるわけじゃないし、来たら来たで、短納期だったりもする。

金曜日に頼まれて、月曜日あさイチ納品なんてのもざらにある。コピーライター・WEBライター・プランナー・ECコンサル、なんでもござれなのだが、仕事で言うと「上流系」になる。

上流系ってのは、みんなで取り組む仕事を上手でさばくって意味。私のところでモタモタしてたら、後ろがつっかえる。それなりに納得できたら、手離れして次の工程にトスする。主にクライアントに納品だったりする。なので、仕事はガーっとやって短期決戦が多い。

フル稼働できない=仕事がない って状態に病んだらあかん

ここが今回の柱トーク部分。今週の私は、変則的表記だが、今日が水曜日なので。稼働時間をまとめると。。。。

・木曜日:2時間
・金曜日:2時間
・土曜日:0時間
・日曜日:1時間
・月曜日:5時間
・火曜日:8時間
・水曜日:3時間

トータル21時間なんだぜ。7日ポチポチ仕事してるけど、5営業日ベースなら、1日4時間ちょっと。それでも、サラリーマン時代と同じくらいの生活はできている。

もっと稼働時間が増えれば、収入も増えるっていう「呪い」にかからない
この呪いは深刻だ。たくさん仕事すれば、儲かる。でもこの考え、飲食店に当てはめた方がいい。空席がないフル稼働状態ならと、皮算用して収入もっと伸びるのにと錯覚する。

【飲食店売上の公式】客席数 × 客席回転率 × 客単価
【ライター売上の公式】稼働できる時間×時給(時間当たりの単価)
と考えがち。よくあるパターンが月40万の収入(売上)をあげたいとする場合、だいたい月~金稼働で8時間×20日=160時間で試算しがち。すると、時給の目安は¥2,500となる。この試算は呪いのもと。

たとえば私の場合、今週は21時間の稼働。平日だけなら、20時間。平日が5日だから、平均1日あたり4時間労働。1日8時間働けるのに、4時間しか働いていない。残りの4時間も働けば、4時間×¥2,500の時給として、毎日¥10,000収入(売上)が増えるはずなんだよとなる。

毎日¥10,000損してる、1ヵ月20日労働として、月20万損してる!もっと儲けられるはず!と思うのが、呪い。飲食店と同様、座席は常に埋まらないし、フル稼働でお客さんが回転するわけじゃあない。

トータルで収入(売上)を見る時は、だいたい3ヵ月単位で

たとえば月40万収入(売上)が必要なら、3ヵ月でひとまとまりで見るのがいい。つまり120万。月によっては凸凹してる、それが収入(売上)だもの。で、暇な月も、忙しい月もある。ヒマな週もあれば、忙しい週もある。ヒマな日もあれば、忙しい日もある。そゆことだ。

まったく仕事がない時、どうする?

こころの置き所がわかったところで、まったく仕事がないと焦る。それはみんな同じ。そんなときに何をしたらいいか?

・得意先に営業メールを送る(まぁ、そんなに効果はない)
・新規開拓する(面談まで進めば上出来)
・ポートフォリオ整理(たまると面倒なので)
・本を読む(読めば読むほど焦る・本は忙しい時に読む方がいい)
・SNSで発信する(特に何かが変わることは少ない)
・ブログを書く(書くトレーニングにはあまりならないが、まぁよい)

おすすめは
・掃除をする(家が奇麗になる、身体を動かす、気持ちがいい)

オチなんてないよ!ヒマな時は掃除したらいいねん。掃除してたら、運と縁がつながると信じてる。そう、結局オカルトやで。信じるルールを作るってのがいいのだよ。(おわります!)

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