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2023年の総括

準備の1年

みなさん、こんにちは。
お久しぶりですね。だまちんです。

まだ「準備中」と宣言しているのをいいことに
更新を怠っていました。
でもサボっていたわけではなく、本当に準備していたのです…。
(詳細は後ほど!)

今年もいろいろありました。
一言で言うなら「準備の1年」だったと思います。
たくさんの実践もあったのですが、
あくまで自分にとってはまだステップかな。というような気がします。

『ととのう温泉美術館』

今年の1番大きなイベントは、
三谷温泉で行われた『ととのう温泉美術館』です。
1月21日から2月19日までの長丁場でしたね。
1年の序盤の出来事でしたが、
自分の人生史にも残る本当に印象深いイベントでした。

素敵なチームで最後まで乗り切りました!

まず私はコーディネーターとして
ボランティア運営や運営の補佐をしてたのですが
こちらは自身にとって課題がとても残ったものでした。
地域に持続的に残っていく組織を作りたいと
「熱波隊」を結成させていただきました。
いろんな方にご迷惑をかけながらもたくさん支えていただき、
最後まで運営出来たのですが
もっと気持ちよく活動できる環境を整えられたと思いますので
そこはこれから改善していきたいと思います。

同時に、三谷海水浴場の休憩所だった場所をお借りして
「おみやげやさん Miya!Miya!Miya!」をプロジェクトとして展開しました。
ずっと一緒に活動してきた「このよのはる」の2人と一緒に
仮設のおみやげやさんを作ったのですが、
おみやげやさんにしたのは2つ理由があって
1つ目は芸術祭にはいろんな人が気軽に立ち寄れる
ビジターセンターが必要なこと。
2つ目は芸術祭を楽しんで、モノとしての思い出を
持ち帰ってもらいたいと思ったからです。
そこに、かつて、芸術祭があったと。

ビジターセンター的機能として
9月にお店を開こうとしていた
tara cafe.の2人が会期中の土日に喫茶営業をしてくれました。
おかげさまで場所の機能がとても広がった気がします。
チャレンジングな取組に対して一緒に挑戦してくれて
本当に感謝でした!

美味しいコーヒーとマフィンは大好評!

おみやげやさんとしては、
豊田市のアートプロジェクト時代から憧れていた
ぽせいどん美術くらぶの伊藤さん武村さん
プロダクトの制作をお願いしました。
可愛いグッズが盛りだくさんで来場者へ
思い出を沢山提供できました!

これぞクリエティブなおみやげたち。

そして、このよのはるには、
本当にたくさんの「出来事」を起こしていただきました。
特筆すべきはフィナーレ前の「おみゃ〜温泉祭」。
三谷祭のオマージュとして1日限りのお祭りが開催されました。
本当にたくさんの人が有機的に繋がって
とても刺激的な日々になりました。

たくさんの方がお祭りに参加してくれました!

「ととのう温泉美術館2回目どうするの?」
という声が沢山聞かれます。
前回のイベントは組合の方々にご尽力いただき
補助金などを活用しながら実現したのですが
単年の資金になるので次回開催は、またゼロベースのスタートになります。
今、かつて関わってた方たちと、ぜひ実現していきましょう!と
動き出しておりますので、
必ず2回目はやってくるだろう…と楽しみにしていただければと思います。

あ、もちろん、
運営に関わってみたい方も大募集です。
ぜひご連絡ください!

『サンセットマーケット』

3月には、関わっている蒲郡市「東港地区」の社会実験として行われた
サンセットマーケットに参加しました。
完全にMiya!Miya!Miya!の延長戦です。
このよのはる無しの自分たちでどこまでチャレンジ出来るかな
と思ったのですが
結果はぼちぼち。
やっぱりアーティストの力は偉大です。

こんな感じで出店

先日この東港地区のプロジェクトは
「まちプロジェクト会議」として新たにスタートしました。
来年はこちらの活動にもしっかり関わっていき、
個人的には蒲郡駅北エリアに市民の
拠点みたいなものが出来たらいいな〜というのを
実現するために動いていきたいと思っています!

国際協力推進事業 inネパール

私は青年会議所に所属しているのですが、
愛知県域の協議会に出向しまして
国際の委員会で活動してきました。
あまり多くのところには行けなかったのですが、
どこかの海外事業には参加しなければと、
6月にネパールでの国際協力推進事業には参加してきました。

やっぱり、異文化に触れる機会って
視野を広げていく上でもとても大事なことだと思いました。
心の豊かさは必ずしもお金の豊かさだけではないとは思いつつも
いろいろな行政サービスなどが足りてない現状を目の当たりにして
複雑な気持ちになりました。
同時に自分の小ささも自覚するのですが、
あんまり思い詰めても仕方がないなと
眼の前のことに一生懸命に生きていこうと思いました。

それにしても、現地の方も温かい人が多くて
とても楽しい滞在をすることが出来ました。
ダンネバード!

その他、あまり関わることのなかった「国際」の事業に
いくつか関わらせていただき成長の機会をいただきました。

※旅の番外編を動画に残しています。→https://youtu.be/HBG4Vv1pWV4

バクタプル

『Unformed room』展

飛んで9月。
Mikawa Art Center初の展覧会を開催させていただきました。

豊田市の私設アートスペース、
Art Base Coromoさんにお声掛けをいただき
三河の私設アートセンターを繋ぐ展覧会の企画に
ご参加させていただきました。

作家はこれまでもいろんなプロジェクトで顔を合わせている森本真由さんと
今回はじめて一緒に活動したさいとうえなさんの2人展となりました。

素敵なDMを作っていただきました!

美術館やギャラリーなどのホワイトキューブと違って
美術の用途でないところでやる展覧会は
必然的に場所性が滲み出てくるのですが
MACも上手く使っていただき、
おふたりの表現に貢献出来たことがとても良かったなと思います。

MACの場所のポテンシャルを引き出してもらった
とても重要な出来事だったと思います。
ご縁に感謝です。
Coromoの皆さん、作家のおふたり、
そして会期中観に来ていただいた方々に
感謝感謝でした!

さいとうさんの展示風景
森本さんの展示風景
作家2人による占いイベントも!

Saturday Art Meetingの開催

MAC初の展覧会からはずみをつけてもらったので
毎月MACを開放するイベントを設定しました。
その名もSaturday Art Meeting。
名前のとおり、土曜にアートを軸にした
おしゃべりイベントを開催することにしました。

まだ定例でやることも決まってないですし
このまちでクリエティブなことなんか出来るといいよね
というのを対話しながら実現していきたいというのが根っこにあります。

10月14日は、顔合わせ会。
11月18日は、なにやろね会。
12月16日は、来年のこと考えよかね会。
我ながらネーミングがダサいのですが、
年内に3回開催する事ができました。

展覧会に来ていただいた
蒲郡を拠点にイラストを描かれてたりする
ロミ・ニシザワさんに2回目、3回目には
可愛いタイトルイラストを描いていただきました。
ビジュアルが弱かったのでとっても感謝!
どちらもとっても可愛いです!

ポップ
建物が可愛い
第2回は大盛況でした!

こちらのSAMは、
2024年も継続していきますので
オフ会的な感じでぜひ一緒におしゃべり出来たら嬉しいので
期をみてぜひ参加してみていただけたら嬉しいです。
次の回のことは決まっているので後ほどご案内します!

とりあえず、無事3回とも開催できて感謝の限りです。
これからもおしゃべりしつつ
実際にまちに仕掛けていける取組をしていきたいと思います。
よろしくお願いします!

プロジェクトFUKUSHIMA! in 豊橋

今年最後の大きなイベントは、
豊橋のまちなか広場で行われた「プロジェクトFUKUSHIMA! in 豊橋」こと
「大風呂敷をひろげよう」。

まちなか広場で大風呂敷を縫うワークショップを中心に
私達はこのよのはると一緒に「あそぶ」セクターを担当。
私も何回かまちなか広場にいったことがあるのですが
こんなに視覚的に楽しい空間になっているのは初めてでした。

会場全景

元々は東日本大震災後に、
福島で行われたフェスティバルFUKUSHIMA!の会場装飾のひとつで
芝生からの放射線の飛散を防ぐために作られたものですが、
各地でもフェスティバルを行ったため、
名古屋の大風呂敷、札幌の大風呂敷など
全国各地の人の手がかかったものが
ここ豊橋でひとつになったのはとても感慨深いものでした。

震災のことを、被災者ではない人たちがイメージすることは
なかなか難しいのですが
何かひとつのことを作り上げていく過程で
対話しながらいろんなことに思いを馳せることで
少しでも寄り添うことが出来るのならいいのではないかなと思います。
震災はいつどこで起きるか分からないものなので
こういったイベントを通じて少しでも知るきっかけになるのは
大切なことであると思いました。

とはいえ、
来場者の方にはそこまでシビアにならず
気軽に楽しんでほしかったものですから
今回は積極的にマイクを握らせていただき
盛り上げに貢献できたらいいなと思って動き回ってました。

あー、もう少しトークスキル上がるといいな〜
と思ったので、これも来年の課題です。
場を盛り上げられる人間になりましょう。

あそぶブースチーム
ロミさんとこのよのはるの似顔絵バトルも!
恩師の山田さんと小話も。

企画の株式会社青空さんは、
私の恩師の山田晋平さんらの会社なのですが
親子共演というか
お世話になった方と一緒に仕事が出来てよかったなーと思いました。

今後も豊橋にも足を運んだりしながら
楽しいことご一緒できたらいいなーと思いました!

来年のお話し

めちゃくちゃ長い記事になりました。
ここまで読んでいただいた方いるのかしら?笑

ここからが大事な話なのですが、
2023年が「準備の1年」だった訳ですから
2024年は「飛躍の1年」にしたいと思っています。

私も32歳になります。
人生のいろんなことやんわり考えていくのですが
解像度を高めて実現に向けて動いていきたいと思っています。

①MACの活動について

SAMを定期イベントとして開催しながら
新たなイベントの企画をしているところです。
タイトルだけネタばらしすると
「蒲郡温泉芸術大学」です。
ととのう温泉美術館が毎年開催でないとしたら
その機運を引き継ぎつつ、新たな鑑賞者を増やしていくために
レクチャープログラムを開催していきたいと思っています。

詳しいことはまだ各所との調整ついてないので
想定でしかないのですが
温泉旅館などを会場にお借りして
日本一居心地いい場所でのレクチャーと銘打ちつつ
アートやまちの話など様々な文化的な学びを
提供していきたいと企んでおります。

今計画作成中ですので
興味がある方はぜひSAMにてご意見いただけたら嬉しいです。

②「潮風」の運営について

そして、こちらのローカルマガジン『潮風』。
2024年より本格運営をしていくことに決めました!!

今までは私、だまちん一人で書いていたのですが
一緒に書いてくださる仲間が増え、
1月から(ほぼ)毎週更新となります!

詳しくは、年明けの新年の挨拶も兼ねて
書く記事に掲載しますが
ビジュアルも整い、内容も充実していくはずです!

ぜひ注目していただき
今後も読んでいただけたら嬉しいです。

③その他

その他、だまちんは、サンセットマーケットに書いていた
「東港地区まちプロジェクト会議」にも参加しているので
そちらも力を入れていき
「MACここにあり!」とアピールしていきたいと思います。

今までちょっと控えめ過ぎたところもあるので
今後は胸を張って活動していけたらいいな!

青年会議所活動や消防団活動もあるので
忙しくなりそうですが、
「泊まれるアートセンターを開く」という野望も胸に秘めながら
活動していきたいと思います。
飛躍!飛躍!

そんなところで、2023年総括記事を締めくくりたいと思います。

それでは、また次回なのですが
告知をひとつ!
次回Saturday Art Meetingは…
2024年1月13日(土)
常滑市は大野町から来られるみなさんをアテンドしながらの開催になり、
15時半ごろからMACでトークイベントを開催しようとしております。
詳細はまたご案内しますが
まずはご予定抑えていただけたら幸いです!

本当に今年1年もたくさんの刺激的な出来事がたくさんあり
とっても幸せでした。
関わっていただいた皆様には感謝感謝です!
今後も変わらず末永くお付き合いお願いします。

2024年も皆様にとって素敵な1年となりますよに…。
良いお年をお迎えください!!!

2023.12.31
だまちん(児玉真伍)


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