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電車食堂へ行って、そのアイディアにびっくりしたお話

 1月20日に非常に不思議な個人経営のレストランへ行ってきました。「電車食堂・マスターシード」というお店です。その名の通り、電車の車両の中がレストランになっているんです。
 コワーキングスペースを探している際に、ブログ記事か何かで見つけました。紹介記事を読んで「面白そう!」と思ったんです。意外と家の近くにあることを知り、原稿の赤字が返ってくるまでの時間が暇だったので行ってみることに。


本当に電車がある!

 電車がレストランになっていると事前情報を仕入れていたものの、実際に見てみるとびっくりしました。だって本当に電車があるんだもん。

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 レトロでかわいい外観です。
 中の写真は撮っていないのですが、すごく古いラジオやテレビ、ポスターなどがたくさんあって、昭和の世界にトリップしたみたいで楽しかったです。昭和のレトロポップな日本と海外のカルチャーが絶妙に調和していました。


接客にほっこり、パスタは味がしっかりしていて美味しい

 接客のおばさんがとても優しくてほっこりしました。普段引きこもって作業ばっかりしているので、時々人と話すと楽しいです。
 おすすめしてもらったランチセットを頼みました。確かボンゴレビアンコとかそういう系だったかも。ワインの味がしっかりと染み込んだスープと、もちもちとした生パスタが最高に美味しかったです。その日は欲張ってケーキまで食べちゃいました。久々に贅沢な食事ができました。


田舎だからこそできる素敵なお店

 このお店は立地も面白いんですよね。すぐ近くに上越新幹線が通っているんです。線路のすぐ横に電車の車両があって、そこがレストランになっているのが凄く面白いなあって。もしかしたらご飯を食べている時に新幹線の走行音を聞けるチャンスがあるかもしれません。
 こういうお店の展開って、田舎だからこそできるんじゃないかなと思いました。もちろん都心部でも駅に近ければ電車の音を聞いて食事はできます。しかし、車両丸ごとを持ってきてお店にするには、それなりの広い敷地が必要だと思うんですよね。
 自分が見落としているだけで、私の住んでいる家の周りには素敵な個人経営のお店がたくさんあるんだな、と実感した日でした。自営業で頑張っている人を見ると「私も頑張らなくては!」という活力を貰えます。
 オーナーの方にご挨拶して「noteに記事を書いてもいいですか」と伺ったところ、快諾していただきました。またぜひ行きたいお店です。


「電車食堂・マスターシード」さんのWebサイトはこちら


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