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”なんか体調悪い”はズルじゃなかった②

前回に省略した ”別の角度から受診” についてです☆

赤ちゃんの頃から食の細い子でした。

幼稚園の給食は大の苦手で殆ど食べれず、

私の作る小さめの弁当は何とか頑張って完食できるけど

体調が悪いと食べきれずに、

ごめんなさいとしょんぼり差し出されたお弁当箱。

もちろん、怒ったりはしませんでした。

当然、小学校入学時の一番の心配は毎日の給食。

それは本人も同じで凄く不安がっていました。

5月の家庭訪問時にも、事前の調査票にも

給食の件は食べれなくても責めないで欲しいと伝えていました。

家なら落ち着いて自分のペースで食べることができるからです。

また、変わっているのかもしれませんが、

白米が苦手であまり食べられません。

赤飯やお餅は大丈夫なので食感の問題だと思います。

そんな息子は当然のように小1で給食の時間に苦しみました。

先生には電話して伝えてはいるものの、

毎日毎日とても辛そうな息子。

それでもなんとか一年をやり過ごし、

二年生の担任にも何度も話して理解して頂きました。

そうやって毎年毎年、担任の先生には給食についてお願いをしていました。

そうして3、4年生の頃だったでしょうか、、、、覚えてないけれど。

「一年生の時、”そんなちょっとしか食べなかったら30歳で死ぬよ”って先生に言われた」

って息子から聞きました。初耳でした。

本当に?

そんなひどいことを一年生に言う?

信じられない。

息子の妄想話だったらいいのに、、、、。

頭が混乱して、

でもとても悲しくてたまりませんでした。

たった6つや7つの子供相手にそんな言葉を発するほど

給食は完食しなくてはいけないものですか?

廃棄率を減らす為の給食選手権(残した方が負け)という試みも

本当に息子を追い詰めました。

一人ひとりお腹の大きさも違うのにどうして?

2年生以降の担任は無理強いをすることなく、

彼も安心して給食生活を送れるようになりましたが、

強いトラウマが残りました。

食べること、外食することが少しずつ苦手になっていく息子。

それは中学校入学の少し前から顕著になっていきました。

中学校でも

給食を無理強いされることはなく安心しましたが、

どんどん外食を嫌がってできなくなり、

家でも食べる量が減ってきました。

会食恐怖症になっていたのじゃないかなと

素人ながら思います。

旦那さんが見かねて

病院に行くことを提案してくれました。

そして病院でヒアリングして貰ったり、

いろいろ検査をして貰って分かったこと。

食べることがストレスになっていること。

このまま食べれないままだと成長にも影響が出る事など

いろいろ教わりました。

そんな中で、

頻繁に起きる微熱や腹痛も

彼からのストレスサインであることが分かったんです。

他にもいろいろ分かったことがあったので

病院に行って本当に良かったと思います。


母親としての願いは、

少しずつでもいいから食べて、

生きていてほしい。

少しでも栄養を体に取り入れて

元気になってほしい。


まずはそこから。


ここまで読んで下さってありがとうございました。

前回に続き笑えるような話ではなかったのですが、

実体験がまわりまわってどなたかの糧になりますように☆


写真をお借りしました。ありがとうございました⭐





優しいお気持はありがたく、ちゃっかり頂く方針にしました💖