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参加型・名産品開発ブランド「SHIROIRO」の背景・想い、そしてそれを支える仕組み「machikabu」について

はじめまして!SHIROIRO事務局です。SHIROIROは、流山を代表する名産品を、まちのみんなでつくって楽しむ「参加型・名産品開発ブランド」です。

流鉄の流山駅

ブランドが生まれた背景・想い・特徴などについて詳しくお伝えします。

①SHIROIROが生まれた背景

観光地ではないが、名産品が求められている。

流山は、東京都心から直通電車で約20分という立地にあるベットタウンです。ここ15年ほどで沿線開発がすすみ、同時に「母になるなら、流山市。」をコピーに掲げ、⼦育て世代の移住者の誘致に大成功しました。地元に帰るとき、今こんなところに住んでいるよと伝えたいときに、流山らしいものが求められています。
長く住んでいる方も、流山が大好きな方が多いのですから、地域振興に貢献できるよう、地元の名産品を買いたいと考えていらっしゃる方も多いです。

東京で買えるものが流山でも手に入るようになっていく一方で、「流山らしいもの」は、なかなか簡単には手に入らない状況のままなのです。

良い品はある。でも、ない。

もちろん、すでにまちに名産品はあるのです。しかし、サイトやSNSなどの活動ツール、PR、アクセス、日持ち、販売量、シーンに合うパッケージといった面で、「買いたい人には見えていない」「買いたい人にとって買いやすい状態にない」という状況があり、もったいないと感じています。

エピソードや素材はある。でも、ない。

開発によって旧市街地となったエリアは、白みりんの発祥地として大いに栄えました。「明治時代初期には県庁所在地だった」「当時の町民がお金を出して鉄道を作った」など、ビッグエピソードも多数ありますが、あまり知られておらずもったいない状態です。
住んでいるまちを知る・関わる機会があれば、地元に興味がわき、つながりができることで本人の暮らしも豊かになり、地域経済も回って、まちが元気になっていくと思います。

流⼭を代表する名産品を、まちのみんなでつくっていきたい。

すでに素敵なものを生み出している方々と、流山らしいものを探している住民とがパートナーとなって、一緒に名産品を育てられたらよいのではないか。そう考えて、私たちは、参加型・名産品開発ブランド「SHIROIRO」を立ち上げたのです。
一緒に育てていく中で、まちや商品とのつながりも感じていただけると思います。

すでにある沢山の商品を、
みんなで育てられたら楽しいはず

②SHIROIROの参加のカタチ

ブランドを言語化しながら、参加ってどこからどこまで、どんなものをいうのだろうか?とメンバーと何度も考えました。
興味を持ってくださることも、応援に買ってくださることも、商品を手にとって・味わってみて「こんな食べ方をするとおいしかった」「ここを改善するともっと良くなる」という率直な感想を伝えてくださることも「ひとつの参加のカタチ」です。
マルシェで販売するのを手伝う、子どもと一緒に商い体験をする、ワークショップで意見出しする、商品の使い道を提案する、クリエイティブやマーケティングを提案する、販促品や記念品としてまとめて購入するなど、参加のカタチは、人の数だけあるかもしれません。

あなたらしい参加のカタチで、流山を代表する名産品づくりに、参加してみませんか?

③SHIROIROを支える仕組み「machikabu」

日本初!?流山発!まちの株主という仕組み

SHIROIRO事務局を運営する株式会社WaCreationは、流⼭でコミュニティスペース兼観光案内所「machimin-まちをみんなでつくる-」を運営するまちづくり会社です。

“株式会社流山市“の経営に参加する人が増えたら、流山はもっといいまちになれる、そのようなきっかけになる場をつくりたい。
そう考えて活動してきました。(このような本も執筆しました。)

machiminでは、現場に来てくださる方と一緒に、⾃分たちがよいと思った場を⼝コミで案内し、 ⾃分たちが欲しいと思える場やお土産を企画しています。ありがたいことに仲間に恵まれ、約6年半楽しく営んできました。

一方、コミュニティスペース内での活動以外に、もっとまちに参加するきっかけを作れないかとも考えていました。これまで作ってきた商品・産品を事業としてもっと伸ばせば、新しい関わりの余地ができるはずだと感じていたのです。

新しい参加の仕組み「まちの株主(投資家)」を募りました。

machikabuとは、
・現場にいく時間がなかなかとれないが、流山にもっと関わりたい
・流山の課題解決になる・未来につながる事業開発に関わりたい
という方々のための新しい参加方法です。

machikabuは、2023年8月10日にスタートしました
machikabu説明会資料より
結構エッジの立った、画期的な企画です
初回のmachikabuでは、名産品作り事業に投資して頂きました
今後も、”軍資金があれば事業として伸ばせる活動”において随時投資の募集をかけていきます
投資するだけでもいい、一緒に活動してもいい、どんどん展開してもいい
株主とは、事業オーナー。事業を伸ばすために意見を頂戴していきます


つまるところ、「machikabu」で集まったお金で、参加型・名産品開発ブランド「SHOROIRO」事業に取り組む、ということです。20名の市民投資家のみなさんに支えられながらチャレンジしていきます!


SHIROIRO運営事務局(info@wacreation.com)

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