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2024-10|タスクを自分の中にためれば思考が澱む(よどむ)

「あれをやらなきゃ」
「これをやらなきゃ」
「あ、あれもわすれてた」

仕事が始まると、脳内がいつものように慌ただしくなります。

それは未完了のタスクがどんどん溜まっていくから。

未完了タスクが思考をにぶくする

日々の仕事はいろいろな小さな作業で進んでいきます。
スケジュールの確認、チャットのやりとり、記事の執筆、などなど。

返事をするにはあれとあれを確認してからにしよう、
そう思いながら記事を書いていると、
さっき返事していないことが気になってくる。

ちょっとしたタスクでさえも、私の脳の隅に居座っています。
そんなことが増えれば増えるほど、小さなタスクが気になって
目の前のタスクが進まなくなる。

調べてみると、ツァイガルニク効果と呼ばれるそうですね。完了した事柄よりも未完了の事柄のほうが記憶に残る心理現象です。

頭に未完了タスクが残っていると、ストレスになって、今の仕事も進みにくくなるそうで

対策1:手で書いて忘れる

なので私は「手帳に手で書く」ことで、頭の中から一旦切り離すようにしています。

不思議なことに脳みそは手で書くことで、忘れてもいいと思うのか、いったん楽になってくれます。

たしかにタスクは書いた方が見直すことであとから確実に思い出せますし、書き出すことで忘れてもいいと思えるようになります。

寝る前に頭の中の気になることを書き出しておくと、安心して寝れるっていうのと似たような効果ですかね。

対策2:「2分」以内で終わるなら即解決する

もう一つの対策として、2分以内で終わるものはその場で終わらせる、というものもあります。

これはGetting Things Done(GTD)という考え方です。2分以内に終わるものはその場で処理してしまうことで、タスクを終わらせてしまうというもの。

私はこのGTDについて知っていましたが、どうもうまく活用できていませんでした。それは「なるべく完璧な状態で相手に送りたい」と思っていたから。

例えば返信も、「後から確認して、失礼のないように返答しよう」と思っていました。でも仕事ができる人はテキストは短文で、返信も早いです。「OK」だけとか、そういう返信がきます。

もちろん立場の違いもありますが、70%くらいの文章で返信した方が、自分の中にタスクは残らないし、相手も早く結果が知れるのでいいのではないかなと思います。

まとめるとタスクを自分の中にためれば思考が澱む(よどむ)ので、手帳に書き出していったん忘れたり、2分以内で終わることはサクッと終わらせてしまおう、ということでした。ではまた。

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