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歩いて日本一周をして、プロカメラマンになるまでの経緯とnoteを書く理由

どーも、ゆー。です。

今回の記事では改めて、僕の経歴を紹介して行こうと思います。

まぁいろんなことがあったなぁって思いながら書いてますんで、生温かい目で見てやってもらえると嬉しいです🙋‍♂️



1.毎日死んだように仕事してた日々

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23歳の頃僕は広告代理店の営業の仕事をしていました。

毎日残業なんて当たり前だし、休みも3ヶ月くらいない時期もあったりしてもはや毎日自分が何をしているかもよくわかってなかったと思います。

先輩からは「男は死ぬほど働け」と言われていて、もうそういうもんだと思っていました。

安月給で死ぬほど働くことこそ意味があって、仕事なんてそもそも楽しいものじゃない。
当時は本当にそう思っていたし、信じてやまなかったです。

でも、ある時それも限界がきました。

朝起き上がれなくなって、会社にもいけなくなったんです。

体が動かなくて、涙が止まらなくて、もう限界でした。

「俺はなんでこんなにダメなやつなんだろう」
って自己嫌悪がすごくて人生で一番死にたくなった時期でもあったんです。

「こんな社会のお荷物な人間は死んでしまった方がいい」
そう思ってそのまま無断欠勤して、ネットカフェに引きこもり『楽な死に方』を永遠と検索してました。



2.ふと「旅がして見たい!」という思いが芽生えてきた

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いくらネットで検索しても楽な死に方なんてでてこなくて、でてくるのは『老衰』くらい。
死ぬ勇気もない自分にさらに絶望しました。

その時ふと『旅』というワードが頭の中に浮かんできて

「そうだ、俺はずっと旅をしてみたいと思ってた!でも自分には無理だと思ってたけど、このタイミングでやってみよう!それでもダメなら潔く死のう!!」

って思ったんですね。

そこからの行動は早くて、身の回りのものを全て売り、お金になりそうなものはとにかく処分しました。

それから荷物は最小限にして、最終的には60Lのバックパックに自分の全てを収めて僕は旅に出ることにしました。



3.旅はとにかく楽しかった

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旅は僕が23歳の春に福岡県の実家から出発しました。

全行程で3年間かかって歩いて日本一周したんです。

今考えてもよくやったなぁって思います笑

旅の道中、僕は個人で仕事をしている人とたくさん出会ってきました。

特に個人で仕事してるフリーの人や社長さんと出会う機会が多く、そういう人たちってすっごい人生が楽しそうだったんです。
仕事自体を楽しんでるし、キラキラしてるし、もうとにかく衝撃的でした。

「仕事ってキツくて、つまらなくて、大変なものじゃないの?」って当時ずっと思っていたので、この時から「俺も雇われではなく自分で仕事をしてみたい!」って思うようになっていってたんだと思います。

そんな中、北海道でアルバイト中に初めて一眼カメラを買うことになります。



4.カメラの虜になる

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旅の最中に僕は他の旅人が一眼カメラで写真を撮ってるのを知ります。
初めてみたその一眼レフの解像度に僕は衝撃を受けて
「絶対俺も一眼レフで旅の記録を残したい!!」
って思うようになりました。

結局、1年目に福岡から北海道までついたので北海道で住み込みのバイト中に一眼レフを買いました。

最初に買ったのがSONYのミラーレス機で、当時新しいおもちゃを与えられたような子どもみたいに写真を撮ってたのを覚えています。

それが僕がカメラを持ったきっかけです。



5.旅が終わってやりたかったことは農業だった

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それから約3年間旅をして福岡に帰ってきたときに、僕は何をしようかと思ってたんですが、なんとその時は農業をしようと思ってたんですね。
当時26歳になってました。

まさに悠々自適な生活を目指す、理想だけしかない新規就農者って感じだったと思います笑

でも農業自体は楽しかったんですが、それ以上に写真ばかり撮ってる自分に気づきます。

「ああ〜これが仕事になったらなぁ。。」
とか考える日々。

お世話になってた研修先にも迷惑になってしまうと思った僕は、農家ではなくプロのカメラマンになることを告げ、カメラの道に進むことを決意します。



6.ほとんどのことが『わからない』からのスタート

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『カメラで食っていく』と決意したはいいものの、何をしたらいいかわからないし、師匠もいなければスタジオに入りたいとも思いませんでした。

今思えばスタジオに入っててもよかったかなと思いますが、入らなかったのでよくわかりません。

でも、スタジオにいる人が『全然独立できない』って言ってのも見てきたので、まあ何も考えず独立した自分の勢いも長所なのかなとも思います。

最初は、本当に何を撮ったらいいかわかりませんでした。

毎回家族写真では悩んでばかりだし、終わった後に「もっとこうしとけばよかった!」なんてことばかりです。
クレームなんて最初の頃はかなりあったし、やっぱり俺には才能ないのかもしれない。。って落ち込むこともしょっちゅうでした。

でもそんな中で
「ゆー。さんに撮ってもらってよかったです!本当にありがとうございます!」
というお客さんがちらほらでてきて

僕は
「その言葉一つあるだけで、今までのこと全部オールOKだ!!全然頑張れる!!」
って思ってやってました。



7.独立して3年、同じように悩むカメラマンに届いて欲しい

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僕はカメラを持ってから8年、独立して3年になりますがやっと3年目にして収入が安定してきました。

巷では『独立して3ヶ月で月収60万達成!!』とかそういう情報が飛び交ってますが、そういうのに振り回された時期もありましたし実際にやってみてたくさん失敗もしてきました。

『もっと最初の最初を知りたいのにあまりそういう情報がない』
『写真を綺麗に撮る方法はたくさんあるけど、お客さんが満足する方法がない』
『何を準備したらいいか全然わからない』
そういった思いが非常に多かったんです。

なので、これからカメラマンとして独立したい!また、独立したけど何したらいいかわからない!という人のために僕の経験を含めた記事を書いて行きます。

是非参考にされて行ってください🙋‍♂️✨

皆さんのカメラライフがいいものになることを願っています!

ゆー。でした!



※今回紹介した旅の話は電子書籍でも読むことができます。もし気になった方は読んでみてくださいね。


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