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親の介護はチャンス

★育ててもらった恩を返せる

この世に生まれてから、育ててもらった事実。
食べさせてもらい、生きていくためにサポートしてくれた。

その恩を返すチャンスを与えてもらっている。
義務ではなく、チャンスと捉える。

しかし、現実はそう簡単には割り切れない。
赤子の愛らしい姿と純粋な魂は育て甲斐を与えてくれるが、
死に向かってサポートするという切なさや、親が衰えた姿、
理不尽な八つ当たりなど、感情が揺さぶられることもある。

この現実に真正面から向き合ってしまうと深刻になってしまう。
相手を責めたり、自分を責めたり、どんどん暗くなってしまう。
こうならないために、考え方を変えてみよう。

親子の設定を一旦忘れる。
お互い一人の人間であり、名前がある。
名前で呼び合うルールにする。
呼び捨てではなく、必ず「~さん」と呼ぶ。

次に、親子の立場を逆に考える。
自分が親で、親が子供だと思う。
生まれて間もない赤子だと思えば、腹も立たなくなる。

育ててもらった恩を返しながら、お互い感謝し合って過ごす。
そして、いずれ必ず来る別れのとき、お互い笑ってお別れする。
私は、そうすると決めている。



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