マガジンのカバー画像

green living - 白梟は樹洞のなかで眠る

105
ドイツ・ベルリン在住の荻原ゆかと小松﨑拓郎が更新するライフカルチャー誌「白梟は樹洞のなかで眠る」。インドア&自然派で家が好きな夫婦が、家で過ごす時間がより楽しくなるグリーンな暮ら… もっと読む
運営しているクリエイター

2019年7月の記事一覧

庭でお昼ごはんを食べる週末。ベルリンから北へ、GerswaldeにあるCafe Zum Löwen

「ベルリンに来たら、他のどこに行けなくても、ここだけは行ってみてほしいの。拓郎さんはきっと好きだと思う」 ノイケルンのカフェで待ち合わせた友人が教えてくれたのは、ベルリンから列車で北に3時間ほど走ったブランデンブルグ州にある。 手づくりの庭に人が集い、季節と暮らす。ぼくが素敵だなと思う生活を体現している場だという。 「行きます! すぐ行きたいです!」 じつは以前からその場所は気になっていたから、友人の感覚はまちがいなく信頼できると思えた。 というのもベルリンに移

いつも機嫌よく過ごすためにできること。

いつも清々しい気持ちで過ごせるようになってきました。 そうしたら生活のなかで「ありがとうね〜!」って、言ってもらえる機会も、グンと増えてきました。 どうして機嫌よくいられる時間が増えてきたのだろう? 振り返ってみようと思います。 自分以外の人の内面はわからないけれど、ぼくは感情の起伏がしっかりあるタイプだと思います。 さっきまで元気だったのに、ほんのすこしのことで、急にムスッとしたり、ぷんぷんしたりして。その逆もまたあり。 些細なことで機嫌をそこねる。そういう時、

キッチンに「ハーブの苗」を置いたら思い出したこと

ベルリンで暮らし始めた直後、驚いたことがある。大きなチェーンのスーパーの一角に、光で植物が育てられているガラスでつくられた部屋?ボックス?のようなものがあった。 ちゃんとみてみると、店内で野菜を栽培しているようだった。その横にはミントや、バジル、タイム、ローズマリーなどのハーブが土に植えられた苗の状態で売られていた。 気になって調べてみると、スーパーで見つけた部屋は室内で野菜を育てられる”未来の農園”で、Infarmというベルリンのスタートアップが開発したもののようだ。