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green living - 白梟は樹洞のなかで眠る

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ドイツ・ベルリン在住の荻原ゆかと小松﨑拓郎が更新するライフカルチャー誌「白梟は樹洞のなかで眠る」。インドア&自然派で家が好きな夫婦が、家で過ごす時間がより楽しくなるグリーンな暮ら… もっと読む
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#サスティナブル

マイタンブラー「stojo / ストージョ」のすすめ。

先日、妻に勧められて「NHKスペシャル 選 2030 未来への分岐点(3)「プラスチック汚染の脅威」」を観ました。 観ましたか? この番組、おもしろかったです。 プラスチックが環境問題がどんな影響を及ぼしているか、ということを取り上げているんですけども。 プラスチックは単に環境や生物への負荷をかけるだけではなく、最終的にはウィルスと同じくらい小さなプラスチック=ナノプラスチックになり人体に影響を及ぼすことを示唆するものでした。 人にどんな影響を与えるのかはまだ研究中

日本の「竹」はこれから活かすべき最高の素材

noteで素敵な投稿を見つけた。 LOCAL BAMBOOという、放置竹林を解決するさまざまなプロジェクト。 日本でローカルを舞台に活動し、環境先進国であるドイツで暮らした僕にとって、日本の「竹」はこれから活かすべき最高の素材だと考えている。 では、僕たちは、そこら中にある竹をどのように活かしていけばいいのだろうか? 結論からいうと、まず日本は、使い捨ての日用品を竹製品に切り替えていくべきだと僕は考えている。 なぜなら、ドイツでは木材よりも成長=再生速度が早い竹の性

冬の乾燥に。オーガニックリップクリームの作り方

冬は乾燥する季節ですね。ドイツは日本よりも空気が乾燥していて唇もカサカサになってしまいます…。 そこで今日はリップケアのお話とオーガニックリップクリームの作り方をシェアします! まずはじめに共有したいのが、手作りリップクリームの好きなところです。 1.簡単に作れる。入れて、混ぜて、固めるだけ 2.匂いが気にならない自然な香り 3.敏感な肌にも優しい成分 作り方もご紹介するまえに、ドイツのリップケア事情のお話も。 ドラッグストアで売っているリップは甘い香りが強いものが

アップサイクルで部屋を作り変える方法

green livingでLINNEN BERLIN の映像を公開しました。 アップサイクルに興味があればぜひご覧ください! ドイツにはBIOホテルがたくさんあります。 今回はざっくりと一言で説明しますが、BIOホテルは自然環境や宿泊するゲスト、従業員の「健康」を重視して運営しているホテルです。 またBIOホテルに認定されていなくても、おなじような志の規模の小さなホテルもたくさんあります。 Prenzlauer Bergにある LINNEN もその一つ。 アップサ

使い捨てる生活から愛着の深まる暮らしに。好きな布・服で蜜蝋ラップの作る方法 | Green Living my favorites

蜜蝋ラップを作る方法をgreen livingで公開しました。 今日は蜜蝋ラップを作る方法と1年半ほど愛用している所感を共有したいと思います。 蜜蝋ラップとは蜜蝋ラップは食品ラップの代替え品として今やポピュラーな日用品。 ドイツではマツモトキヨシと似たような立ち位置のドラッグストアでも販売されています。 蜜蝋ラップの作り方■用意するもの ・蜜蝋チップ ・使わない布 ・クッキングシート ・ハサミ ・ミツロウチップ 50g ■手順 1.布を使いたい大きさにカットする 2

【The case for Sustainable Living】電力エネルギーを時給する暮らし|ベルリン発の太陽光発電のsonnen repblik

最近電力エネルギーに関心があるのでベルリン発の太陽光発電製品を提供するsonnen repblikをご紹介しますね。 暮らしに電力時給を取り入れることができますよ。 sonnen repblikに出会ったきっかけ出会ったきっかけはGreen world tour berlinです。 よくある太陽光発電事業者とおなじようには事業者向けの太陽光発電の導入をサポートしているだけの会社だと思ったのですが、生活者のための電力時給の商品が充実しています。 電力の時給に興味があるの

【The case for Sustainable Living】食循環をつくるコンポスト「WURMKISTE - ミミズのコンポスト」

どうもこんにちは。 ドイツのサスティナブル・エシカル関連の情報を日々追っているので、【The case for Sustainable Living】循環する暮らしの事例紹介として、不定期でアイデアをご共有していきますね。 循環する(環境に対する負荷に配慮した)暮らしがしたい、循環系(いわゆるサスティナブル、エシカル関連)のあたらしい事業に興味あるという際の参考になれれば! - WURMKISTE - ミミズのコンポスト先日 world green tour berli

カトラリーは持ち歩く

少し前にこんな映像を公開しました。 これは「携帯カトラリー」のお話です。 携帯カトラリーはプラスチックカトラリーに代わる新しい選択肢として、欧州で広まりつつあります。 基本的な情報はこちらのページに記載するとして…! 使い慣れたカトラリーで食べると、外出先でも旅先でも、ちょっとしたおつまみが、おいしい食事に様変わりします。 このカトラリーのおもしろいところは、欧州の様々な国で「使い捨て」の便利さを選ばない人がいるところです。 この現象の背後に浮かんでくるのは、使

おいしくて、身体にも、環境にもやさしいオーツミルク

最近、ヴィーガン生活をしている友人ができた。 ヴィーガンとは動物性食品を一切口にしない人や食事のことを言う。 そんな友人と過ごす時間は異文化を感じることの連続だ。そんな中でも衝撃的だったのは、オーツミルクとの出会いだった。 聞くとオーツミルクとは、有機オーツ麦が主原料の植物性ミルクだという。 やっぱり牛乳は飲まないのだな…という納得感と、どんな味がするものかという興味半分、恐れも半分だったが、味はおいしいの一言に尽きる。 牛乳というよりも甘酒に近く、穀物の甘い香りが