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日本の「竹」はこれから活かすべき最高の素材

noteで素敵な投稿を見つけた。

LOCAL BAMBOOという、放置竹林を解決するさまざまなプロジェクト。

日本でローカルを舞台に活動し、環境先進国であるドイツで暮らした僕にとって、日本の「竹」はこれから活かすべき最高の素材だと考えている。

では、僕たちは、そこら中にある竹をどのように活かしていけばいいのだろうか?

結論からいうと、まず日本は、使い捨ての日用品を竹製品に切り替えていくべきだと僕は考えている。

なぜなら、ドイツでは木材よりも成長=再生速度が早い竹の性質を活用し、竹製の日用品を開発し、それが欧州の人々に受け入れられているからだ。

たとえばこんなふうに。

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引用:bambu 公式サイトより

僕自身も、竹の歯ブラシや持ち運べるカトラリーキットを愛用している。

日本人である僕たちにとって竹はどこにでもある放置林かもしれないが、海を渡れば、わざわざアジアから輸入してまで必要とされているものである。

竹プロダクトが持続可能な製品として欧州の市場で受け入れられている理由は2つある。

1つは、プラスチックと比較して、竹製品は環境にはるかに優しいから。

プラスチック製品が生分解するのに最大1000年かかるが、竹製品の場合は地面に埋めると2〜3年で分解すると言われている。

2つは、EUは2050年までに温室効果ガの排出量を実質ゼロにすることを目標としており、単なる気候変動の対策ではなく、持続可能な産業・ビジネスの創出をする成長戦略とし、各国が後押ししているから。

各国が進めるルール作りに遅れながらも、日本でもプラスチックごみを削減するルール作りがはじまり、コンビニエンスストアなどでスプーンやフォークを有料化することが検討されている。

当たり前のように存在する竹の潜在的な可能性を知ってもらいたいと思い、書いてみた。

local bambooさんのプロジェクトの今後が楽しみだ。


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