見出し画像

乃木坂46「扇風機」「Another Ghost」MVロケ地〜ロケ地巡り#14〜 齋藤飛鳥感謝祭

2022年12月31日
今日は齋藤飛鳥さんの乃木坂46での活動最終日です。お別れの言葉に代えて、彼女ゆかりのMVロケ地巡りを2つ掲載して今日の日にサヨナラを言います。

①MV「扇風機」


乃木坂46 6thシングル「ガールズルール」収録曲(2013年7月3日発売)

9年前、2013年の夏に発売された6thシングル「ガールズルール」に収録されたアンダー曲。飛鳥ちゃんが初めてアンダーセンターを務めた楽曲です。当時14歳。「お姉さん組」の後ろをちょこちょこ付いていくような、雛鳥だった頃の飛鳥ちゃんです。飛鳥ちゃんの卒業で、オリジナルメンバーが全員、姿を消すことになります。

扇風機のロケ地は以前、少し触れました。
千葉県にあります。

住所:千葉県千葉市美浜区高浜4−10−27 「稲毛高浜北住宅」

最寄駅はJR京葉線「稲毛海岸駅」です。幕張メッセの最寄である「海浜幕張駅」から2駅先にあります。
駅の南口を出たら線路沿いに西へ。海浜松風通りという大通りに沿って南西方向へ。道なりにまっすぐ進んでいくと、MVが撮影された団地にたどり着きます。

稲毛海岸駅


大通りに沿ってまっすぐです

同じような形の団地がたくさん並んでいます。

3号棟付近です


ダンスシーンが撮影されました


住宅街、団地なので迷惑にならないよう注意が必要です。あまり長居はできません。


飛鳥ちゃんにとって大事な場所だったことがわかります

②MV「Another Ghost」


乃木坂46 17thシングル「インフルエンサー」収録曲(2017年3月22日発売)

2017年に発売された17枚目シングル「インフルエンサー」収録のユニット曲。歌唱メンバーは、西野七瀬、伊藤万理華、齋藤飛鳥の3人。表題曲で白石麻衣とともにダブルセンターを務め、名実ともにエースに登り詰めたなぁちゃんと、飛鳥ちゃんと共に選抜でもアンダーでも存在感を発揮してきた伊藤万理華、3人の共演。

当時、飛鳥ちゃんは18歳。
この曲も、オリジナルメンバーが全て卒業することになります。

今年5月の10th Year Birthday LiveではDAY1で伊藤万理華が、DAY2で西野七瀬がサプライズ出演。ほんのひとときでしたが、飛鳥ちゃんとの再共演が叶いました。夢のような瞬間だったことを覚えています。

ロケ地を紹介しておきます。

住所:東京都文京区音羽1−7−1
「鳩山会館」

中庭から見た鳩山会館

最寄駅は東京メトロ有楽町線「江戸川橋駅」または「護国寺駅」です。
駅から歩いて7〜8分程度です。詳しいアクセスは鳩山会館のHPに掲載されています。


ビル群に挟まれるように、大きな門があります


鳩山会館は第52代内閣総理大臣を務めた鳩山一郎の邸宅にあたり、大正13年(1924年)に完成しました。平成7年(1995年)に改修工事が行われましたが、書斎や応接室など当時の政治の中心であった面影が今も残されています。

MVは邸宅内の広間やバルコニー、車寄せなどで撮影されています。会館の中は一部を除いて公開されています(入館料が必要)。写真の撮影も可能ですが、「記念室」と呼ばれる部屋の中は撮影不可です。建築当時の調度品などが多く残っているので、こちらも注意が必要です。


2階の大広間


オーディションシーンが撮影されました


中庭に面して大きな窓があります


飛鳥ちゃんのソロシーンが撮影されました


1階 玄関


飛鳥ちゃんのソロダンスシーンが撮影されました


中庭に面したサンルーム


3人の談笑するシーンが撮影されました


サンルーム内 3人が座っていた椅子



サンルームと食堂・応接室を隔てるガラス戸



サンルーム内の全景です


調度品の配置が違いますが、飛鳥ちゃんのソロシーンが撮影されました


表情にまだあどけなさが残っています



鳩山会館の外観


まりっかの駆け込むシーンが撮影されました


表の門から蛇行して続く車寄せへの車道


まりっかの冒頭のシーンが撮影されました


2階の「前室」から続くポーチ


ダンス・表現力に富むまりっかのソロシーンが撮影されました

洋館として建築された鳩山会館は、明治・大正期のモダンな雰囲気を今に伝えています。「Another Ghost」は普段の乃木坂の雰囲気とは少し違う、クールな雰囲気のダンスナンバーですが、建物が持つ雰囲気と相まって、屈指のMVになっていると思います。


中庭。丁寧に手入れされた芝生が落ち着きます


なぁちゃんのソロシーンが撮影されました




サヨナラだけど、サヨナラじゃない

さっき、NHK紅白歌合戦の乃木坂46をリアルタイムで見届けました。

飛鳥ちゃんの乃木坂46として最後のテレビ歌唱が「裸足でSummer」で良かったと心から思いました。

笑って、終えてくれた。それだけでどれほど救われたか分かりません。

メンバーも、飛鳥ちゃんも驚いたという、まさかの選曲。

でも、一番納得できる選曲。

今年発表された楽曲が相応しくないのではなくて、

「裸足でSummer」から

飛鳥ちゃんの「巣立ち」は始まっていた。

自信なさげな少女は、まだ自分の背中に宿っている力を知らないまま、まるで追い詰められたように怯えていた。

獅子は我が子を千じんの谷に突き落とすという。

憎いからではなく、愛しているから。

いつか腹を括らなきゃいけない日が来る。

その言葉通り、少女は堅い笑顔で歩き始めた。

自分がこの場所に相応しいのかわからない。

わからないのに、変化は急速に彼女を飲み込んでいった。

飛び方を覚えなければいけなかった。

一刻も早く。

彼女に飛び方を教えてくれた人は、一人また一人と巣立っていった。

幼かった顔立ちは、いつしか精悍になり、

震えていた脚は、大地を強く掴めるようになった。

背中には、大きく力強い羽根があった。


そうして、いま、彼女が巣立つ日が来た。

長く暮らした、暖かい場所から

果てのない外の世界へ。


目を大きく開けて。

翼をいっぱいに開いて。

力一杯、大地を踏み締めて。


そして、とびきりの笑顔で。


サヨナラだけど、サヨナラじゃない。


さぁ、行ってらっしゃい。飛鳥ちゃん。




たくさん思い出をありがとう


この記事が参加している募集

私の推しキャラ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?