腰痛と親切さ

腰痛がひどくて家の近くの整形外科へ行った。どことなく水木しげる風の、とぼけた感じの愛嬌あるおじいさん先生と、昭和な雰囲気のマスカラバッチリの細身の看護婦さんが、時間をかけて丁寧に診てくれる。

レントゲンで、骨に異常がないことを確認。痛みの原因の丁寧な説明。体操など具体的な対策の説明。寝る時や起き上がる時に気をつけることなどを、一つ一つ教えてくれる。自己流の腰痛体操が、完全に逆効果だったことも分かった。

年代物な感じの重厚な機械が、電気で背中を温めながら、腰を引っ張ってくれる!すごい!

コルセットと薬を処方されて帰宅。圧倒的に親切で、親身な治療っぷりが素晴らしい。そう思って自分の今日の仕事ぶりを振り返ると、相手が求めてない余計なアドバイスばかりしてしまってばかりで反省しかない。相手の目線にたつのは本当に難しい。

最近のテーマはなんとなく「奢らず腐らず」だけど、つらいとすぐ腐るし、うまくいくとすぐ奢ってしまう。自分が正しい気がしてる時は大体奢っているものだ。

まぁでもあんまり自分を責めても意味がないので、失敗して、反省して、軌道修正して、を地道に繰り返すしかない。そのターンが少し早くなっただけでも、成長したのだね、と褒めてあげることにしよう。

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