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冠攣縮性狭心症…最後までわからない病名は…Ep6(11)

全く予想だにしなかった…と言いつつ
思い出したことが一つある

言われていた
ずっと前に
いつか
心臓に影響があるかもと…
そうそう
確かに言われていた

今更思い出したよ
あの時だった

それは・・・

もう20年前
ある出来事がきっかけで
元々
「若年性高血圧」…と言われていた血圧が
どんどん上がってきた

それこそまさに…若年…の頃は
全く無症状だったのに
凄まじい頭痛が起こるようになった

時には
こめかみに
ドクッドクッと
脈打つ頭痛

時には首の後ろが
ずーんと
重くなるような
鈍痛の頭痛

時には
偏頭痛のように
目の前が
ピカピカ…キラキラ…とともにやってくる
針を刺されるような
鋭い頭痛

強力鎮痛剤を使いながら
ごまかしながら
仕事をしたり
家事をしたり
日常を過ごす毎日

けれども
頭痛とともに
なんだか
地球に引っ張られるような
めまいがやって来た時には
何か
おかしいのでは?
…と言うことで
既往歴(腎盂腎炎を繰り返していること)を
診ていたDr.は
あることを疑われて血液検査を
指示された

そして・・・

最後までわからない病名は…

「腎実質性高血症」

今まで検査すらしなかったある検査数値が
とても高かった
やっと わかった

私は「腎臓」が悪かったのだ
腎臓の病気だった

そしてDr.が
その時告げられたのは
長期に高血圧症だったこと
そもそもの基礎疾患に対して
治療をしてこなかったこと
だから
心臓へ負担が大きくかかっていたこと
血圧を下げないと
いつか心臓がもたなくなるかも…
…と…恐ろしい説明

何もしなければ〇〇才までの
命ですよ…と言われた

思い出した…

早速腎臓への治療は始まったが
遅かったと言うこと?

それが
現状(いま)への伏線だったのか
私の心臓は
ずっと
頑張っていたんだ

それなのに…