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(再掲:少し書き直して)切手が貼れなかった手紙…

毎日毎日
あなたに会える放課後
部活のために
学校に行っていたのかも…

あなたが奏でるサックスの音が
とてもとても
好きでした

~Take five~

指使いを真似しても
出来なかった
それは
jazz…じゃない…と
隣で
あなたは笑っていました

あなたが弾くエレキギターの音も
大好きでした

~Stairway to Heaven~

コードを押さえてみても
出来なかった
それは
Led Zeppelin…ではないと…
また
隣で笑っていましたね

あなたが話す音楽の話は
とても
幅が広くて
Rockから
クラシックまで…

Deep Purpleの
Smoke On The Waterって
言われても

Mozartの
requiemって
言われても

よくわからない…とは言いたくなくて
必死で
調べましました
ほんとに
音楽なのに
勉強しました

あなたの隣にいたかったから
あなたと空気を
一緒に感じていたかったから
あなたと
一緒に
音を奏でたかったから

あなたが好きだったのか
あなたの
音楽観が好きだったのか
あなたの哲学が好きだったのか
今となっては
どっちだったのだろうかと
思います

あなたと
同じ音楽の空間には
ずっといることが出来たと
そう思います

そして
それは
私が
あなた自身を
求めなかったからかもしれません

そのような次元を越えて
それは
あなたを
愛と言うよりも
もう一段その上に置いて
大切に
しまっておきたい…
…と言うような気持ち

大切に
大切に
自分さえ触れずに
誰も
見ることが出来ないところに
宝物のように
そこに
あったから
今でも
守り続けられるのだと思います

あなたは
私のことを
覚えていますか?

あなたのバンドのコンサートが終わると
電源コードを
片腕に
くるくると
片付けることが
上手になった私のことを…

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