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【気ままな読書日記】サクッとわかるビジネス教養 地政学

この本、いい! たのしい! 絵がかわいい!

最近よく耳にする地政学
すこし前に別著作の地政学本をAudibleで聴こうとして、しかしすぐに再生をやめちゃったことがあるのですが、それは耳で聴くだけではあまり面白さを感じられなかったからだ。地政学は地図を見ながらでないと面白くない。

改めてAmazonでポチっちゃおうかな!と思うぐらいには面白かったので、地政学の超基本概念6つをタイトルまるうつしでご紹介。
(※ただしこちらは、私と同じく「地政学など人生初の体験であります!」という方向け)

🦩🦩🦩

1.地政学を駆使すれば世界をコントロールできる!?

→ できるっぽいですね。すごい学問だ。

2.他国をコントロールする戦略「バランス・オブ・パワー」は要するに猿山理論

1位の国が勢力を増した2位の国に対し、3位以下の国と協力しながら挟み込んで国力を削ぐというもの。 2位以下の勢力を均一化し、抵抗を不可能にするという考え方で、内容的には、猿山のボスと、その他の猿の力関係のようなシンプルな理論です。

3.「チョーク・ポイント」をおさえて国家の命綱である「ルート」を支配する

ここでいうルートとは海上交通の道、つまりは海路のこと。
(中略)
チョーク・ポイントとは、このルートを航行するうえで絶対に通る海上の関所。

4.国際的な紛争に見え隠れする「ランドパワー」と「シーパワー」の正体

ランドパワーの国 → 大陸国家。ロシア、中国、フランス、ドイツ等。
シーパワーの国 → 海洋国家。日本、イギリス、アメリカ等。

⭐大きな国際紛争は、常にランドパワーとシーパワーのせめぎあい。
⭐ランドパワーとシーパワーは両立できない。これ定説のようですが、未来の可能性までは含んでいないハズ。中国が両立に成功すれば人類史上初の快挙かも。

5.大きな紛争は「ハートランド」のランドパワーと「リムランド」のシーパワーの衝突

ハートランド → ユーラシア大陸の心臓部。ロシアのあたり。
リムランド → 主にユーラシア大陸の海岸線に沿った沿岸部。
・・・・あれ? ってことはロシアが平和なら紛争が激減するのでは?

6.国同士の衝突の火種に!? コントロール必須の「拠点」の重要性

相手をコントロールする際に、もう一つ重要なのが、足がかりとして拠点を作ること。あるエリアをコントロールするには、その付近に拠点をつくり、レーダーで監視をしたり、軍隊を駐屯するなどして影響力を保持します。そして、必要があればその影響の及ぶ範囲内に新たな拠点を築き、進行していくのです。

これはまさに『キングダム』の世界!!
山陽攻略後の合掌軍あたりが一番面白かったかも。最近はグロさが増してちょっとキツイです、先生っ。


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