【気ままな読書日記】ニッポンのまちのしくみ
まちに関するちょっとした疑問。
これは「それがどうしてそうなったのか」を教えてくれる本だ(^^)
以下、面白いな~~と思ったことをふたつ。
ひとつは、東京駅上空に存在するという「そこに建物を建てられる権利」について。東京駅はこの権利を売って、復元費用10億円を工面したのだそう。
( ↓ 東京駅と言えばこれ。辰野式ルネッサンス!)
都心の地価の高いところで歴史的価値の高い建物を保存するためにこういう方法がとられたりするそうで、元はニューヨークの人たちが捻り出したアイディアなのだとか。スゴイこと思いつきますねえ。
もうひとつはアルベルゴ・ディフーゾ(Albergo Diffuso)。
ホテル機能を街の中に分散させる的な手法のよう。建物としての境界をとっぱらって街全体をホテルのように見立てる、みたいな。
過疎対策のひとつ?のようだけど、これも面白いな~と思った(^^)
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