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くうき。

10月1日。気温31℃。

秋なのに暑さの戻りに、服に困る。

どれだけ消え去りたくても、日常の営みを積み重ねるしかなく、むしろそこに救われている側面もあり、逆に目に入る光景の輝きに自分の価値のなさを自覚する。

比べちゃうっていうのは、やっぱりそこに憧れや期待を諦められなくて、つまるところ、捨てられたらこんな苦しい生き方しなくてもと理屈はわかる。

でも、捨てようと何年も何年も何年も重ねた結果、大切にしたかった人、最後に手を差し伸ばしてくれた人の思いを裏切ってしまって、結局ひとりになる。

もう生きること諦めたくなる。

自分の未来に希望なんて感じられない。

楽しみも、おいしさも、薄れてく人生。

つらいこと増えてく人生。

自分の価値は自分で作り出さなきゃと思うけど、もう無理だよ。

壊れた自分。

壊した関係。

二度と戻らない時間。

もうむり。

自分は誰にも見えない空気のよう。

諦めの秋。

まだ生を諦められてない時点で、だめなんだ、自分。


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