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38歳ではじめて不妊症検査を受けました。

35歳で長男ののちくん(仮名)を出産。
結婚前から旦那とは『子どもは2人欲しいね!』という話をしていたので、私の育休明けから1年後くらいのタイミングで再度妊活をし始めました。

待てど暮らせど赤ちゃんはやって来ない。

妊活をし始めて1年半程で息子はできました。
そう、のちくんも別にすぐできたわけでは無い。なので高齢ということもあるし、気長にのほほんと活動してました。

ですが、妊活をし始めて1年半経過してもできそうも無かったので、産婦人科で不妊症検査を受けようと決意しました。

きっかけはコロナ。

私は求人広告を制作しています。コロナのせいで御社は大打撃。飲食店のお客様も多く、潰れる飲食店もある中、求人を出そうなんてお店はほとんどありません。

90名弱いる社員の中で、10数名が一時帰休(休業)の要請が。時短勤務である人はほとんどで、私もその一人でした。

一時帰休期間中、『何をしようかな〜?』なんてまたのほほんと悠長に構えていたんですが、育休中の仲のいい同僚に『妊活したらいいじゃないですか!本気のやつ!』と言われたのがきっかけで病院へ行くことにしました。

病院選びのポイントは『近さ』。

不妊治療はここが有名!というとこもあったと思うんですが、近いところで産むならここでっていう病院があったので、とりあえずそこで調べてもらうことにしました。

先程も言いましたが、不妊治療に特化しているわけではないので、体外受精などはやっていないとのこと。『とりあえず調べてもらうこと。』を目的としてやってきたので、私たち夫婦には何の問題もありませんでした。

やった検査。

1.血液検査
2.子宮卵管造影検査
3.精液検査

これにプラス毎日基礎体温を測定してくださいと言われました。基礎体温はまだ毎日記録しています。

まずは血液検査。

私はなんとここからひっかかります。
クラミジアが陽性。
不妊症検査の前に産婦人科で検査してもらい、陰性と言われたばかりなのになぜ…?そんな疑問がまずよぎります。

実はクラミジアになったのは高校生のとき、そのとき病院に行き治療→完治。
出産した方なら分かると思いますが、出産するときにもクラミジアの検査をします。産道にクラミジアがいたら赤ちゃんに感染の恐れがあるからです。そのときももちろん治療→完治。

知っている方もいるかもしれませんが、クラミジアは性交渉で感染します。つまり私が浮気を疑われてもしょうがない状況でした笑(因みに旦那の浮気も1ミリも疑ってません)
ですが本当に私は潔白だったので、看護師さんに相談。

クラミジアは無くなったと思っても奥底に潜んでいる場合があるそう。。
直前に産婦人科でクラミジアが陰性だったのは入口付近の細胞を採取して調べたからであり、奥のほうのクラちゃん(そんなかわいいもんじゃないですが)に気づかなかったんじゃないかという結論に達しました。

何回治せばいーんだという気持ちでまた治療→完治?←もう疑問でしか無い

次に子宮卵管造影検査。

これは簡単に言うと子宮内と卵管に投影剤を注入し、レントゲンを撮って悪いとこが無いか検査するものです。

なんと、これもまたひっかかります。

まず膣にバルーンみたいなものを入れ、バルーンを突っ込んだままノーパンでレントゲン室まで移動(めちゃ歩きづらい)→投影剤を注入→撮影→バルーンを抜く、と言った流れです。

投影剤は卵管が滞りなく通っていれば痛くないという説明を受けた後、注入。

これがまぁめちゃくちゃ痛い!笑←

残念ながら私の卵管ちゃんたちは詰まっていたようで、左は完全に封鎖されており、右はこの投影剤で無理矢理こじ開けたので、今回の検査により無事開通

このまま普通にし続けても自然に妊娠することは無かったと言われました。

何が原因だったのか?
私はすぐに先生に聞きました。
『原因は分かりませんが、クラミジアであることが可能性としては高いです。でも何が原因かは調べません。意味が無いから。それよりこれからできることを考えます。』

不妊治療の先生はこの病院にこの先生しかいなくて、正直ちょっと冴えないおじさん先生だなと思っていたんですが(失礼過ぎる)、子どもができない人たちをどうにかしてあげたい!って思う気持ちが無いとできない仕事なんだから、普通に考えていい先生に決まってる。。(涙)

『あぁ…私が悪かったんだ…』お会計を待っている間、旦那に申し訳ない気持ちでいっぱいになり、少し泣きました。(旦那さんは優しい人なのでそんな私を全力で慰めます)

でもまぁ今回の検査のお陰で卵管ちゃんは開通したので、これで普通に妊娠できるようになった訳です。

最後は精液検査。

不妊の原因の半数は男性に問題があると言われています。ですが私ができづらいと分かった今、旦那には問題ありませんように‼︎‼︎‼︎と祈って検査に臨みます。(旦那が)

検査日、朝一番搾りを←
先生の元に持っていきます。
しばらくして夫婦2人呼ばれて旦那の精子を2人で見ました。

因みに男性の精子が正常である状態というのは、量が1.5ml以上、精子が1ml中に1500万以上、4割以上元気に稼働している状態のこと。旦那の精子はというと…

めっっちゃくちゃ元気でした!

量は平均の2倍、稼働率は8,9割と言う大変優秀な結果を残しました。笑
このときばかりは旦那も嬉しそうで『男としての自信がついた!笑』と喜んでおりました。笑
本当に良かった!笑

『これで自然に妊娠することが分かりました。あとはタイミングをみて、していきましょう。』と先生からお言葉を頂戴して、排卵日に合わせてしているという現状です。

知らなかったんですが、排卵って左右交互に排卵するわけでは無いんですね!私の卵管は左が完全封鎖されているので、2ヶ月に一回しかチャンスが無いと思っていたんですよ。

実際はランダムなので、たまたま私は開通している右から2回連続で排卵が確認できました。ラッキーだったんですが、このチャンスをものにできず、卵管開通から3回目の生理がきました。
排卵しているかの検査は、生理がきた13〜15日目に行います。

今、若者に言えること。

セックスするときは避妊具を付けてください。望んで無い妊娠のリスクもありますが、性病のリスクを考えたら絶対ゴムを付けてください。もしくは相手に付けさせてください。
今の自分だけじゃなく、将来の自分も守れます。まさか高校のときうつされたものが、今にまで至るとは当時想像もしなかったので。
自分を守るのは自分自身です。本当に自分を大切にして欲しいというのが私の想いです。

あまり不安にならないで。

子どもが中々できなくて、検査を迷っている方の少しでも参考になればと思い、書かせていただきました。
因みに検査は保険適応外なので全て実費です。
ここまでの検査で総額15,000円かかりました。

1年以上できないのであれば、検査をオススメします。心配であれば1年待たなくてもいいと思いますが!
不妊治療を辞めたらできた!って話はよく聞きます。思い詰めないで、毎日楽しんで過ごして欲しいです。私は毎日バカ笑いして過ごしてますよ。笑
悩んでいる方へ少しでも励みになれば、本当に嬉しいです。

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