おはなしして子

映画・小説・音楽・アニメ等作品の感想を主に書きます。他に日常の文章や、創作も上げるかも…

おはなしして子

映画・小説・音楽・アニメ等作品の感想を主に書きます。他に日常の文章や、創作も上げるかも。 日記のように使えたらなと考えています〇

最近の記事

玉城ティナちゃんと小松菜奈ちゃんについて。

玉城ティナちゃんになりたいって、本当によく分かる。玉城ティナちゃんって完璧なんだよ。 私は小松菜の方が好きだから、生まれ変われるなら絶対に小松菜になりたいけど、小松菜奈ちゃんの近寄り難い美と、それと正反対の愛嬌と可愛らしさと、 人間らしい部分もモデルとしての秀でたものも何でも持ってるけど、菜奈ちゃんはいつもちゃんと芯があって、菜奈ちゃんだから「小松菜奈」なんだろうな、と思う。 だから、小松菜奈になりたいとどれだけ願っても、それと同じくらい小松菜奈になれないって分かってる。

    • ピアスを開けること

      今日ピアス開けるまで、楽しみで楽しみで仕方なくて、でもそれと同じだけ、この楽しみがなくなってしまったらどうしようという不安もあった。 5年ぶりにピアスを開けた感覚なんて覚えてなくて、開けた場所は絶えずじんじんと疼いていて、また塞がないといけなくなったらどうしよう、なんてすぐ考えてしまう。 でも、本当はこの痛さも自分が求めたものなんだと思う。 私は、ピアスが可愛いと思うからピアスを開けるのではなくて、 自身に痛みを植え付けるためにピアスを開けるのだと思う。 だから、何回もしな

      • 『plan75』

        祖母と見に行って来ました。 ネタバレなしの感想になっていますので、ご安心して読んでください。 まず、想像以上に淡々としていた。主人公やその周りが感情を激しく取り乱すような描写はなく、みんな心中で自分の気持ちを整理しているような人達だった。 ただ、淡々と流れる映像をそのまま頭の中に投影して心に落とし込んでいくような時間でした。 役者たちはみんな良かったし、心情操作やメッセージ性を押し出した作品でもなく、観客に解釈を委ねる作品だった。 映画好きには、良作だと思う。けれど、普

        • 『恋する寄生虫』

          良かったです。 ストーリーや設定が中々変わっているので、のめり込めない部分もあったけど、潔癖症の気持ちとか、世間から拒絶されている感覚、何となくわかる部分もあって、じんわりと染み込んでくるような映画。 少々Musicが多くて、映画好きな人からするともう少しBGM少なくていいかも、と感じるかもしれない。私はそう思った。 けれど、その音楽たちが作品の世界観を支えているなという部分もあって、そういった面で、若い監督さんなのかなぁと感じた。(予備知識全くなしで行った) 鑑賞後に調

        玉城ティナちゃんと小松菜奈ちゃんについて。

          『ジョゼと虎と魚たち』(2003年)

          あらすじ↓ 芥川賞作家・田辺聖子の同名短編小説を、「金髪の草原」の犬童一心監督が妻夫木聡と池脇千鶴主演で映画化したピュアで切ないラブ・ストーリー。ふとしたキッカケで恋に落ちたごく普通の大学生と不思議な雰囲気を持つ脚の不自由な少女、そんな2人の恋の行方を大阪を舞台にキメ細やかな心理描写と美しい映像で綴る。 大学生の恒夫(妻夫木聡)は、ある朝、近所で噂になっている老婆が押す乳母車と遭遇する。そして、彼が乳母車の中を覗くと、そこには包丁を持った少女(ジョゼ、池脇千鶴)がいた。脚が

          『ジョゼと虎と魚たち』(2003年)