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100年の休日にバカンスで地球に来ている宇宙人

「100年の休日にバカンスで地球に来ている宇宙人」
これは私のキャッチフレーズなのですが、これを聞いてどんなイメージを持ちますか?
毎日を遊んでいる様に、楽しんでいるというイメージに近いのではないでしょうか?
こんなキャッチフレーズで仕事をしていると、良いことばかりの人生だったのだろうと思われることが多いのですが・・・・・
実は真逆なのです。

申し遅れました。
私、RE:LIFEアドバイザーの蔀(しとみ)晋輔と申します。
ここでは私の闇の部分を開示させていただきたく思います。

今でこそ、良いことも悪いことも含めて人生を楽しんでいますが、10代の頃は早く死にたくて、死ぬきっかけを探す様に生きていたのです。
幼少期の頃は親から褒めてもらえることが少なく、どちらかと言うと批判や否定をされることが多かったのです。
その影響もあり自己肯定感が低く、すべてにおいて劣等感を抱いていました。
自分の顔が嫌い。
顔の目・鼻・口といったそれぞれのパーツも嫌い。
体型も嫌いで、背が高かったのですが、その背が高いということもコンプレックスでした。
人見知りの自分が嫌い。
考え方が嫌い。
大人しい性格が嫌い。
何もかもが嫌いで、人と比べては落ち込んでいたのです。

思春期になると嫌いな自分を変えようと努力を始めました。
性格が変わって明るくはなったのですが、心の中にはぽっかりと穴が開いていました。
心が満たされていないのです。
生きるってなんだろう?
生きることに意味があるのだろうか?
僕はどこからやってきてどこに行くのだろう?
何かを手に入れたとしても、死ぬ時にはすべてを失うのに、何かを手に入れるために頑張ること自体無意味ではないのか?
人生とは何なのだろう?
意味がないのなら早く死んでしまいたい。
どうやったら死ねるのだろう?
そんなことを考え続けていたのです。

幸運なことにそんなことを考えている頃に親友ができ、そんな心の葛藤を語り合うことができて救われたのですが・・・・・
でも、心が満たされることはなく、一人になると空しさに包まれてしまう日々だったのです。

そんな心を満たすために何かを手に入れようと必死に生き始めました。
まずは強くなることを求めました。
ケンカに強くなれば自分にも価値ができて、心が満たされると思ったのです。
町の小さな拳法道場に通いひたすらに練習をしました。
黒帯になり、それなりに強くなったと自信を持つようになったのですが・・・・・
それでも心が満たされることはありませんでした。
強いからって何?という感じです。

そんな状態で社会人になり、心を満たすために必死になったのが、地位や名誉、高収入を得るといったものでした。
大学を卒業してアミューズメント会社の新卒一期生として入社。
仕事は120%の力で取り組み、同期では最速の出世街道を走り続けました。
主任・副店長・店長とトントン拍子で出世をして、20代後半には部長職に昇格し年収も1000万円を超えることができました。
周りからは凄いと言われて調子に乗っていたのですが、それでも心が満たされることはありませんでした。
地位や名誉って何なのだろう?
出世をして、それがどうしたのだろう?
人よりも収入が多くても、全然幸せになれないじゃないか?
結婚をして子どももできたのですが心は病んだままです。

そんな空しさを忘れるために、夜の街で遊び回る様になりました。
美味しいものを食べて、ラウンジやクラブに行って綺麗な女性にチヤホヤされて、「俺は凄いんだ!」と叫んでいる様な日々でした。
遊んでいる時は気も紛れて楽しい時間を過ごしているのですが、祭りが終わり一人帰宅する時には何とも言えない空しさや淋しさに包まれるのです。
また、それを忘れるために遊びに行くという負のスパイラルに陥っていたのです。

傍から見れば成功している様に見えていたと思いますが、地に足がついていない張りぼての成功だったのです。
その後は会社を辞めることになり、離婚もして最悪の状態になりました。
飲食店での起業を志したのですが挫折。
人生最大の挫折でした。

30代での人生のリスタートでした。
今の様にインターネットもない時代でしたので、週に一度発売される転職マガジンを買って、履歴書を書いて応募をする毎日です。
当時は大卒でも就職が難しく、30歳を超えた中途採用は面接まで辿り着くのも困難だったのです。
面接まで行けても職歴や前給与を知ると、あなたに見合った仕事ではありませんと断られることもありました。
「人生が崩れていくのって簡単なんだな・・・・・」そんな気持ちでうつむきながら歩いていたのを覚えています。

紆余曲折があり、一年程かかりましたが、何とか再就職も決まりました。
それが私の人生の転機になったのです。

現場勤務を経験した後に全社的な組織作りが始まり、私は人事部を立ち上げ「社員育成」をメインに仕事をする様になったのです。
心が満たされずに空しさに包まれている私が、部下の心と向き合いながら教育をすることになったのです。
「チームビルディング」や「メンタルケア」が中心だったのですが、それらをするためには自分が学ばないとなりません。
それがきっかけで「人間」「心」「人生」といったものを本気で学び始めたのです。

その学びの中から気づいたのが・・・・・
若い頃の私は、自分の心を満たすために外側にだけ働きかけて、自分の価値を高めようと間違った努力をしていたということです。
私の無意識の領域に「何もできない私には価値がない!」という、幼少期に描いた人生のシナリオがあったのです。
そのシナリオ通りに「何かできる自分」になって「自分の価値を高めよう」としていたのです。
その結果が「何をしても満たされない心」だったのです。

自分の外側だけではなく、内側にあるものと向き合って生きることを始めたのが、40代になってからでした。
自分の内側にあるものとの向き合い方は、今後このnoteで記事にしていきますが、そのおかげで心が満たされていく人生を歩き始められたのです。
二度目の結婚もして子どもにも恵まれました。
自分のことも大好きになっていきました。
自分の命からのメッセージを受け取ることで、「本当の自分」として、安心と満足に包まれた充実した人生を手に入れられたのです。

その後は起業をして、「野外研修」や「7つの習慣🄬Outdoor」などの企業研修の講師としての活動を始めました。
チームビルディング研修がメインで、チームメンバー全員と向き合っていくのですが、この受講生一人ひとりと、もっと深く向き合っていきたいと感じる様になったのです。
そんな想いから完成したのが「RE:LIFEワークショップ」です。
この座禅と心理学の要素を盛り込んだ「RE:LIFEワークショップ」は、常に進化を続けているのですが、そのエッセンスをnoteに綴っていくことにしました。

ワークショップでお話しすることや実際に行うワークなどは、タイトルの頭に「RE:LIFE」と記載し、それ以外の学びや気づき、エッセイなどはタイトルのみで表示させていく予定です。

講座を受けてもらうのが最も効果があり、豊かな人生を手に入れられるのですが、これらの記事を読んでいくだけでも人生が変わっていけるものにしますので、末永くおつき合いしていただければ嬉しい限りです。

気軽に意見や感想をいただければ嬉しいです。
synergy@bcc.bai.ne.jp

RE:LIFEワークショップのご紹介
https://synergy-ark.com/relife/index.html

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