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「楽しさ」と「つまらなさ」を決めているものとは?

こんにちは!
私がRE:LIFEアドバイザーの蔀(しとみ)晋輔です。

人生をつまらなく思っている人の特徴は何だと思いますか。
 
こんな寓話を聞いたことはありませんでしょうか。
旅人と村の老人の話です。
 
ある旅人が新しい村に辿り着きました。
その村の入口に老人が座っていました。
旅人はその老人に尋ねました。
「おじいさん、この村は楽しい村ですか?」
おじいさんも尋ね返しました。
「あなたが以前にいた村はどうだったんだい?」
「以前にいた村は楽しいどころか、嫌なヤツばかりで最悪の村でしたよ」
「そうかい、この村も楽しいどころか嫌なヤツばかりで最悪の村じゃよ」
「そうなのですか。
 また、つまらない最悪の村に来てしまったのか!」
そう言いながら旅人は村に入っていきました。
 
数日後にまた別の旅人がやっていました。
その旅人もその老人に尋ねました。
「おじいさん、この村は楽しい村ですか?」
おじいさんも尋ね返しました。
「あなたが以前にいた村はどうだったんだい?」
「以前にいた村は楽しかったですよ。
 村人はみんな良い人たちばかりで最高でしたよ」
「そうかい、この村も楽しくて良い人ばかりで最高じゃよ」
「そうなのですね。
 ありがとうございます。
 また楽しい思い出ができそうで楽しみだな!」
そう言いながら旅人は村に入っていきました。
 
では、あなたに質問です。
この後、二人の旅人はそれぞれこの村でどんな日々を過ごしたでしょうか。
 
そうですよね。
前者の旅人はつまらない日々を過ごし、後者の旅人は楽しい日々を過ごしたのでしょうね。
 
では、何がそれを分けてしまったのでしょうか。
その村の村人は同じ人です。
畑で採れる野菜も同じで、川や海で採れる魚も同じです。
文化や風習も同じで気候も同じです。
それなのに片方はつまらなく感じ、もう片方は楽しく感じている。
不思議ですよね。
 
身近でもよく似た風景を目にすることはありませんか。
同じ食事会に出席しているのに、楽しんでいる人もいればつまらなさそうにしている人もいます。
同じ仕事をしているのに、楽しそうに働いている人もいればつまらなさそうに働いている人もいます。
 
面白いですよね。
環境は同じなのです。
同じ環境にいるのに、幸せを感じられる人もいれば不幸に感じてしまう人もいるのです。
 
幸せを感じられる人は、どんな環境でも幸せに感じられるのです。
幸せに感じているので、益々幸せを感じられる出来事を引き寄せて現実化します。
逆に不幸に感じてしまう人は、どんな環境でも不幸に感じてしまいます。
不幸に感じているので、益々不幸に感じてしまう出来事を引き寄せて現実化します。
結局、幸福と不幸は環境ではなく心が決めてしまっているということなのです。
 
“幸も不幸も心次第”
ということですね。
 
この2つのタイプの人は、それぞれどんな視点で物事を見ているのでしょうか。
どんな基準を持っているのでしょうか。
次回はそのあたりを掘り下げていきます。
 
あなたが今まで住んでいた町はどうでしたか。
楽しい町でしたか。
 
気軽に意見や感想をいただければ嬉しいです。
synergy@bcc.bai.ne.jp

RE:LIFEワークショップのご紹介
https://synergy-ark.com/relife/index.html

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