今日で今年の診察が最後になる。

今年１年当院をご支持していただき、ありがとうございました。

来年もよろしくお願いいたします。

年始は５日からになります。

よろしくお願いいたします。

毎年、１年の最終日は、今年１年旅立った子のカルテをみて、その子を偲ぶ。

見立ては間違ってなかったのか？

この治療でよかったのか？

他に提案できることは無かったのか？

この選択でよかったのか？

これでよかったのか？

と振り返って、これでよかったんだと思ったり

こっちを提案してたらどうだっただろうとか

こん時にこの検査をしてたらもう少し早くわかっただろうかなど

この子たちのとの貴重な経験を次に活かしていく。

こっちがよかったか、あっちがよかったか、考えても答えはでないので

なるべく考えないようにするんだけどそれでも考えちゃう。

今後、同じような時には、次はこうしようとか

次はこっちの提案をしようとか

こんな時はこの検査を早めにしていこうなどを考えて次に活かしていく。

今年で獣医になって、丁度30年になる。

30年の経験がぼくの糧にもなっている。

ぼくが臨床の現場で診察ができるのはどうがんばってもあと10年ぐらい。

動物に迷惑をかける前にやめないといけない。

見立ての勘が鈍ったら辞め時だと思ってる。

そうならないためにも日々勉強して新しくバージョンアップして、いかないといけないなーと

年末に改めて思う。