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顔剃りでマジで顔を剃られたので床屋を訴えるべきかマジで悩む。

久しぶりに床屋に行って、顔剃りをしてもらった。ちなみに、もう10年近く通っているところだ。

最初、鏡に映った自分の顔と、顔剃り後に鏡に映った自分の顔がなんか違う。

ところどころ、白いのだ。

かつてあったカネボウの白斑問題が頭をよぎる。

え?なに?いったいなに?

痛くも痒くもないのだ。ただ、顔剃り後にいきなり白斑が現れたのだ。

え?どゆこと?

見苦しくて申し訳ないのだけど、この白い箇所、なんとなくわかる?!これが顔のいたるところに出てきたの。

え?なぜ?

床屋曰く「ここだけじゃないんです。白いとこがポツポツあるんです。」とのこと。

いやいや、ちょっと待て。

なにそれ、だって、そもそもなかったでしょ、こんな白斑。

とはいえ、Beforeの写真を撮影してるわけじゃないので証明は難しいが、それまで約45分、鏡を前にカットしてもらい、鏡を前にお互い髪の長さとかも確認しあったわけで、そのときは二人とも気づかなかった白斑に、なぜ顔剃り後の鏡の前ではお互い気づくのよ?

明らかに原因は顔剃りだよね?なのに、なに、そのコメント。

ありえない。長い付き合いだけどありえない。長い付き合いだからこそありえない。

いやいや、ほんと不安になる。だって、顔だよ。顔にこれまでなかった白斑が急に出るんだよ。恐ろしい。

(1)とりあえず訴える。
(2)とりあえず訴える。
(3)とりあえず訴える。
(4)とりあえず訴える。
(5)とりあえず病院に行く。

頭のなかを上記の五択がよぎり、なんとか保ってる理性のおかげで、日曜日にも関わらずやってる皮膚科を見つけ、とりあえず病院に行ってきたのだ。

床屋から出て30分後に病院。どれくらい焦り、どれほど不安になっていたかが知れるでしょう。

若い先生も同情してくれたよ。

「それは心配になりますね」って。

そりゃそうだよね、たった15分か20分そこそこの顔剃りでいきなり白斑が現れるんだよ。

診断は「薬品かカミソリのどっちかですね。」とのこと。「尋常性白斑(という病気)はそんな急にはならない」とのこと。

ルーペのような拡大鏡のようなもので丹念に診察してくれる。

「痛みを感じないほんとにほんとに薄い薄皮が削げ落ちてる可能性があります」とのこと。 

顔剃りでほんとに顔を剃ったということ??

「2週間経って治らなかったり、白斑が拡大する場合はすぐに来てください。」

と言われ、病院を後にする。ともあれ、どんなに若くても「先生」という言葉は不思議なもので、少しだけ安心感を得る。

診察代1250円。まぁ、安心感を得たと思えば安い。

それより、どうしよ、床屋。残りの選択肢は4つ。

(1)とりあえず訴える。
(2)とりあえず訴える。
(3)とりあえず訴える。
(4)とりあえず訴える。

んー。裁判沙汰にするのはめんどうなので、とりあえず、治療代は請求しようかな。

でもさ、こんなの初めて。顔剃りでほんとに顔剃られるの。

よくないよね、これ。絶対。

せっかく通い続けてた床屋なのに、一気に行く気がしなくなった。

◆今宵の献立(2019.8.4)
・豚ともやし炒め
・クラゲの酢の物
・ボイルほっき貝の刺身

白斑を気にしながら電車で帰り、白斑を気にしながら買い物をし、白斑を気にしながらご飯つくり、白斑を気にしながらご飯を食べる。

そしていま、白斑を気にしながらnoteを書く。

これ、、ほんとに治るのかな。


※今日の学び
顔剃りでほんとに顔を剃られることがあるという恐怖の事実。
 


〔おわり〕

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