【読書感想】武器としての交渉思考


販売に必要なのは、
「コーチング」ではなく「交渉力」
ということで、手に取った本。




交渉の戦略が事細かに書かれていて
とっても面白かった!



そして、
交渉ってビジネスの現場だけじゃなくて
日常生活からしているということ。



会社員だったら、お給料あげてほしい
カップル・夫婦だったら、こういうとこ直してほしい
友達だったら、今日のランチはこれがいい
親子だったら、宿題してほしい

などなど。




ここで拗れてしまうのは、
自分の都合(メリット)を押し付けているからで、

「私が困るからこうして欲しい」
「私が可哀想だから言うこと聞いて欲しい」

って、子供が駄々をこねるときと同じ。
(ほんとだーーーー)





自分の都合しか見えていないと
相手の都合なんて見えるはずがないので
交渉とは程遠くなる。


逆に、相手の都合を考えること。
自分を理解してもらおうとするより先に
相手を理解することに努めること。

相手のメリットを提示することで、
初めて交渉というものが成立する。


交渉の際にすべきことは一つ
徹底して相手の情報を集めること。

交渉の目的は一つ
相手にメリットを感じてもらうこと。


なんて、シンプル。



そして、必ずしも、0か100かの世界ではない。

相手の主張をどれだけ聞けるか。
自分の求めていることと
相手が求めていることを分析してみると
お互いの利益を増やせることも大いにある。

交渉って、いつも奪い合いではない。
(狩るか狩られるか見たいなイメージでした。)




なにより、
交渉力を鍛えるのは、
仕事の場面だけじゃなくて
日常から意識して実践できることだから
日頃からゲーム感覚で楽しめるな。と。
悪い顔しているのは、言うまでもありませんが。




改めて知識、
知ると言うことの大切さ。
それを身にしていく。

無知でいることは損だなって、
実感しているこの頃です。









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