プライベートエクイティファンド（以下PEファンド）では、投資家から集めたお金を使って主に非上場の企業への投資を行い、投資後数年かけてその会社・事業を成長させて企業価値を高め、第三者へ売却（もしくはIPO）を行うことでその間の売却益を得ていくビジネスです。

PEファンドの認知も世間的に高まる中で、いわゆるハゲタカ的なイメージからくる抵抗感が薄れてきたこともあり、新しいファンドもここ数年で続々と立ち上がっています。
その一方、PEファンドでは少人数で守備範囲広くそして難易度の高い業務をこなす必要があるため、とてもレベルの高い人材が求められることから、各PEファンドへの採用の門は常に狭いのが正直なところです。

私は運良くPEファンドのフロントとして採用され、さまざまな業務を経験してきましたので、そんな経験から今回はPEファンドの人材（特に若手・中堅クラス）として求められる能力・ナレッジについて紹介していきたいと思います。

PEファンドへの転職を検討している人はぜひとも事前に本記載を読んでいただき、PEファンドでの厳しい入社面接突破に役立ててください！

PEファンドへの転職をこれから検討する人はもちろん、事業会社のM&A部門に興味がある方、M&A関連のアドバイザーとして活躍されている方（特にPEファンドがクライアントになる可能性のある立場の方）にも役立つ情報かと思います。

なお、よりファンドでの業務イメージを膨らませたい方には、下記のファンドマンの1日紹介の記事2つも併せてご一読ください。