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ミラノから行ける近場湖畔の旅 Vol.5 ヴァレンナ~ベラッジオ(冬編)



車内での会話

今年の夏に何回か訪問したミラノ近郊の湖畔の町「ヴァレンナ」と「ベラッジオ」に冬にも一度訪問したいと思い、ミラノ・チェントラーレ駅から電車に乗って1時間、先ずは「ヴァレンナ」駅を目指す。電車に乗ると、たまたま横の席にいた二人組が日本語を話していたので話を聞いてみると12月4日に開催されるミラノvsモンザのバレーボールの試合を観に来たらしい。石川祐希vs高橋藍の日本人初対決の試合に観に行くのは分かるが試合は翌日。この日は高橋藍の練習風景を観にモンツァまで行くらしい。しかも練習をやっているのかも分からず兎に角会場に行くと。人生で初めての海外旅行とのこと。。。なかなかのチャレンジャーだな。またこの円安の時期に。。美味しいものありますか?と聞かれたが。。。勿論沢山あるけど高いよ?パスタ一皿ランチで食べたら普通に3,000円位するよ?安いものと言ったらそこら辺のピザやのテイクアウトでピザ一切れとか?僅か10分の電車内での会話だったがあまりにもチャレンジングな若者たちに呆然。

石川祐希人気

話は逸れるが、Milano Allianzeに所属している我らが日本代表石川祐希の人気が大変なことになっている。勿論こちらのサッカー人気に比べればバレーボールはまだまだ発展途上だが、一度応援に行ったところ日本から来たであろう追っかけのファンは勿論、香港や台湾やタイから来た追っかけのファンや、現地のファン等が石川祐希を大応援している。イタリアのチームなのに日本人が一番人気なのである。これは本当に感激。試合後も恐らくサインや写真を求めるファン全員に応じていた。これは確かに上の子たちの様に日本から応援に来る気持ちも分かるかも。そういう自分も翌日の石川祐希vs高橋藍の日本人初対決を観に行っているのだ。腰痛で石川祐希は出場出来なかったが、この二人の日本人人気は圧倒的。とうとう追っかけのファン達に混じって石川祐希のサインもゲットしたのであった。


Varenna (ヴァレンナ)駅に到着


そこから50分程で「ヴァレンナ」駅に到着。この電車に乗っていた殆どの人がこの駅で降りる。やはり人気の観光地だ。ただ、夏に来たときとは雰囲気が異なりそこは真冬のヴァレンナ。遠くには雪景色の山々が見える。街も閑散としておりシャッターを閉めているお店も多い。やはり夏のリゾート地なんだ。いつものお気に入りの中心街に少しだけ寄って、フェリーで「ベラッジオ」を目指す。フェリー代は往復で約10€。30分弱の船旅でヴァレンナからベラッジオに渡る。この日は快晴だったのでフェリーのデッキに腰を下ろすが流石に風が冷たい。

Bellagio(ベラッジオ)に到着


ベラッジオに到着。ここは、ラスベガスにあるベラッジオホテルのモデルとなった街なのだ。路地裏は坂道になっており坂を上ると見事な絶景スポットがいくつもある。黄色やピンクのカラフル建物が多くとても映える。ランチはネットで事前に調べておいた店に行こうと思ったが、12時半なのにお客さんがゼロ。しかも店員も手持ち無沙汰にしており入店しないことを即決。路地裏にあるこじんまりとした雰囲気の良い某店に入店すると、年老いた店員がなんだか人を小馬鹿にした様な態度で迎え、席に着いて注文するもこれまたなんか小馬鹿にした様な対応で、結局シーフードパスタを注文するも味もイマイチで、食事で最もガッガリする後悔のひと時であった。写真だけ見返すと美味しそうに見えるが?その後、ベラッジオの街をうろつき、カフェでビールを飲んでフェリーを待つ。フェリーに乗ってベラッジオからヴァレンナに向かう。またもやデッキで。相変わらず風が冷たいが雪山と海を眺めながらフェリーに揺られること20分、あっと言うまにヴァレンナに到着。

再びヴァレンナへ

15時半頃だったが既に夕焼けタイムとなっており、オレンジ色の建物にオレンジ色の夕焼けが重なり幻想的な雰囲気となる。ベラッジオと同様ヴァレンナも坂道の路地裏となっている。ヴァレンナは路地裏の坂からコモ湖を観ることが出来これまた映える景色。以前愛用していたニコンのコンデジを先日アマゾンで再購入。クリエイティブモードでポップと言うプログラムがあり、この色合いがとても好みだったので少し大げさな色にはなるが久々に楽しむ。


ヴァレンナからミラノへ


16時30分の電車でヴァレンナ駅を出発するころには既に辺りは真っ暗。1時間のミラノへの旅。駅は待合室も小さいし、電車もディレイすることが多いので冬の電車旅はあまりお勧め出来ない。


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