見出し画像

[Obsidian] Markdownで書けるナレッジベースメモの衝撃

昨日から、メモというか、脳内ダンプアウトツールとして "Obsidian" を使い始めてみました。知っている人からしてみれば今更かもしれませんが、わたしは今更ながら衝撃を受けて、プルプルしながら使い始めています。

Obsidian との出会い

きっかけはこの記事から。たまたま英語の添削に ChatGPT使えないかなとか思って、この記事を見つけたところから始まります。

この記事を書いていた "Sangmin Ahn" さんの記事を眺めていて、この "Roam Research" の話を見て衝撃を受けました。PKM(Personal Knowledge Management) 第二の脳なんて言われ方もする "Evernote" に端を発した、何でもかんでも放り込んでおこうぜメモツールの話です。

"Evernote"使っていましたが、記事が多くなると使い物にもならないし、ローカルのデータの肥大化も最悪な状態で、なんでもかんでも放り込めば良いってもんじゃないなと泣きながら捨てました。

そのあとは、日々の活動記録や日記など含め、 "Day One" へ放り込んでいます。使い勝手良かったしね。今でも日々の Planning と Review には使っています。10年近く使っているので、これはこれで。うん。

情報同士がつながるナレッジベースメモの衝撃

この "Roam Research" をはじめとする "Logseq" の話も見て驚愕します。ずっと欲しかった Markdown 型エディタでのメモ帳を遙かに超えた、Wiki相互リンクを簡単に作ってネットワークを構築していく、新しいメモ帳。と言うかメモ帳を超えた何かに感銘を受けたのです。とりあえず、これはなんか使ってみなきゃ…。という気持ちがものすごく先行します。年寄りなので、思いつきで急に使い始めたりはしないのです。年よりは保守的です。慎重になります。

その後も、ちまちまと調べていったらたどり着いたのが、この電子書籍。

"Obsidianの使い方" というよりも、知的な生産活動へ繋がるメモの取り方を網羅していて、個人的な情報管理の基礎みたいなものをふんだんに盛り込んでいます。個人のただの思いつきではなく、いくつかの古典をベースに論じられたそれはそれは良い書籍なのです。いかに日々の情報を管理していくか、その考え方を"Obsidian"で実現するための実践的な書籍です。 "Logseq"  も "Obsidian" も無料で始められるローカルエディタですから、使わないわけにはいかない。お年寄り、ようやくここで重い腰を上げました。

と言うことで、この書籍に従って、ちまちま設定しながら使い始めています。まずは、人の真似から。猿まね上等。猿まね重要。

"Obsidian" の何が優れているかって、"Vault" でフォルダの位置を指定したら、それごとに環境を準備することができるところです。このフォルダを iCloud や Google Drive にすれば他のPCとも連携できますし、iOS アプリとも連携が可能です(iOS は Create Vaultしかないので、iOSアプリと共有するときは先にiOSで作ってあげるのが吉)。連携したくなければ、ローカルのフォルダにしておいて、仕事用にもバッチリ安全に使えちゃいます。

しかもこれ、ただのフォルダとファイルで管理されているだけです。なので、あとで何か気まぐれでこのデータをどうにかしたいとなっても、ただのテキストファイルです。ただの Markdown ファイル群です。再利用性が高い。考え方が Unix です。素晴らしい。

標準の機能はシンプルで、機能は多くありません。ですが、今時は必ずと言って良いほどのプラグイン拡張機能を搭載しています。そこそこの数のコミュニティプラグインができていて、汎用的なエディタでできることを超えた、様々なことできて便利です。

また、テンプレート機能を拡張するプラグインのおかげで、動的なテンプレートも思いのままです。タグでもフォルダでも階層管理できますが、それ以前にリンクとバックリンクが自動的に作れるのも魅力です。と言うか、このメモ帳の本質はそこですけれども。

実は、"Day One" と "Ulysses" の後継をずっと探していました。操作感がプログラマ的なところも含めて、ついに移行先が見つかった気がします。

しばらく使ってみて、ええ、いいじゃんってなったら移行します。

#今日やったこと

この記事が参加している募集

今日やったこと

貴方がサポートしてくれると、私が幸せ。 私が幸せになると、貴方も幸せ。 新しいガジェット・ソフトウェアのレビューに、貴方の力が必要です。