Perfume とは、人々に幸せを運んでくる、愛らしい女神たちです。

某「読みたいことを、書けばいい」を読んでいたら、いい加減 Perfume に言及しないとならないことに気がついたので、延々と記してみることにしました。

ファン以外のみなさまへ伝えていきたいこと

みなさんへ、
わたしからとにかくお伝えしないとならないことは、Perfume がいれば、世界は平和になるということです。

彼女たちは、幸せを、それもちょっとやそっとじゃない、たくさんの幸せを抱えきれないくらいに持ってやってきます。幸せを手に入れるための大金は必要ありません。毎年のファンクラブ代金と、ライブのチケット代金さえあれば、誰でも幸福を得ることができます。ほんの少しの勇気と運があれば、誰でもその幸福を味わうことができるのです。

万人に等しく幸福をもたらす女神たちが、世の中にいるでしょうか。あ～ちゃんは天使で、かしゆかは小悪魔で、のっちはおにぎりですけれども、彼女たちは幸福の使者たちであることは紛うことなき事実です。

Perfumeは苦労の結晶です。

Perfume について、今では多くの人たちが、その存在を知っていることでしょう。アミューズプロダクションの中でも、サザンや福山の活動が控えめなときの主力選手です。ONE OK ROCK(アミューズから独立しちゃったけど)やBABYMETAL(復活した)とともに、海外進出有力選手です。彼らとともに、日々研鑽を重ねている、今では三十半ばのグループです。少し、昔を回顧してみます。もちろん、わたしの少しはみんなにとっての長文です。ご容赦ください。でも１度で終わらせるつもりはありません、これは序章です。話しきれない、細かい逸話は番外編で伝えていきます。

ぱふゅ〜むの結成

ぱふゅ〜む結成は2000年、そのころはまだのっちはおらず、河島佑香さんが在籍していてました。西脇綾香、樫野有香と三人全員が名前の最後に「香」がついていることで、perfume → 「ぱふゅ〜む」と名付けられました。2001年に河島佑香さんが脱退し、のっちが参入してくることになりますが、グループ名自体に変更はありません。その後、とってつけたようなグループ名の経緯が付与されています。広島でのデビューは、古い世代にはよくご存知の、パッパラー河合氏がプロデュースを手がけた、よくいるアイドルでした。

アミューズへ、そして東京へ

2003年、中学3年生のときに東京へやってきます。アミューズへの転向とあわせ、グループ名も「Perfume」へ変更されました。本人たちは、変更には反対だったようです。個人的な趣味ですが、今となっては、変更しておいてよかったとしか言いようがありません。

アミューズは、他の芸能プロダクションと比較して、若いアーティストを育成して売り出していく傾向です。その中でも、既に解散してしまいましたが、さくら学院が特にわかりやすいユニットです。さくら学院に所属しているメンバーは、中学を卒業すると、このユニットも卒業となります。Perfume も当初は、BEE-HIVEという新人育成プロジェクトへ参加し、インディーズでの活動を継続していました。中田ヤスタカとの出会いもこの頃です。その中田ヤスタカ神の手によって「スウィートドーナッツ」がプロデュースされます。東京に来て、突然のテクノポップ路線への変更と、見た目ちょっと怖い中田ヤスタカとで、長い間、困惑の日々は続いたようです。そんな彼らも今では仲良しに見えます。

３度目のデビュー

そんなこんなで2005年に「リニアモーターガール」でデビューし、立て続けに「コンピューターシティ」「エレクトロ・ワールド」が発売されます。これら3つを合わせて「近未来テクノ三部作」とも呼ばれています。が、売上は鳴かず飛ばずです。冠番組も始まったりしていますが、売れないPerfume時代はまだまだ続きます。

このころに彼女たちの心に変化がおきます。「エレクトロ・ワールド」で、自分たちの楽曲の良さに気が付きます。当時の堀越学園では日陰者のように、自分たちのデビューすら宣伝することなく過ごしていたようですが、「エレクトロ・ワールド」では校内宣伝するようになったと言っています。自分たちのやっていることがかっこいいと素直に思い始めたわけです。

この「エレクトロ・ワールド」は、今でもライブのど定番です。

始まりの兆し

社会への変化が起きたのは2007年。バレンタインデーと言えば「バレンタインデー・キッス」を抑え「チョコレイト・ディスコ」という時代がようやく来ました。そんな「チョコレイト・ディスコ」が、「Twinkle Snow Powdery Snow」とともに収録された 4枚目のシングル「ファン・サーヴィス［sweet］」 が発売されます。

たまたまこのPVを見ていた木村カエラが、自身のラジオでヘビロテして紹介したのです。そして、それをたまたま聞いていたCMディレクターが AC・NHK共同のリサイクルキャンペーンCMへPerfumeを起用します。

その時の曲が「ポリリズム」です。

その後の活躍は、みなさまの目にもとまっていることでしょう。テレビへの露出も増え、ワンマンライブもカウントダウンライブも行うほどに、急成長し大躍進を遂げることとなったのです。NHK紅白歌合戦にも出演し続けています。

このように長い下積みの結果、今のPerfumeはできあがっています。彼女たちが愛らしく振るまい、ファンを含む全世界の人々へ幸福を届けてくれるのは、そういった背景があるからです。

だから。世界平和のため、わたしたちは Perfume を推し続けるのです。

Perfume と出会ったｼｮｯｻﾝの章へつづく

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