(住宅ローンは組まない)会社員から富裕層へ〜会社員処世術⑦vol.4

富裕層までの道のりは前回で説明した。
逆算してインデックス投資をやっていくというシンプルな方法だが、再現性高く目標に到達するためにやってはいけないことをここでは挙げる。

それは
●家計の自己資本比率を50パーセント以下にすること。

資産=負債+資本
という式は簿記を少しでも学んだ人であればわかるだろう。

負債というものは、家計で言えばローンなどの借金。

家計において負債を持っていると、まずそれに対する返済が高い優先順位となる。

今はVUCAの時代と言われており、いつ何が起こるかわからない。
もちろん終身雇用や年功序列という以前までの常識も無くなっている。

そんな状況で大きな負債を抱えるのは、精神的にも落ち着かないし、収入が減った時にはインデックス投資から脱落する確率が高くなってしまう。

多くの会社員が陥ってしまう失敗は、住宅ローンと車のローン。

住宅ローンを組むことによって、家計のバランスシートは一気に変わるということが分からないまま生きていると、ただただ苦しい生活を強いることになるので注意しよう。

私は現代の会社員は新築マイホームで住宅ローンは組むべきではないと考えている。
家族構成や収入のバランスで常に身動きがいい状態を作っておいた方が健全だし、今後は少子高齢化で空き家も増えていくことも考えられるから、わざわざ余計なリスクを取る必要はない。

長生きリスクは資産による収入でその時に住める場所に住めば良い。

そちらの方が「将来は海外に住むのかな」とか不確実な未来を想像し、今を楽しく過ごすことができる。

車に関してもローンで買うのではなく、中古車で現金で買えるものを買った方が健全。

全く簿記の知識がないまま大きな買い物(借金)をしてしまうと、どんどん稼いでも苦しいという生活になるので気をつけないといけない。

基本的には、自己資本比率90〜100%の状態で家計のバランスシートは整えるようにしよう。

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