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心情と心臓

人に言わないことがある。
人に言えない時がある。
どちらも少し秘密めいていて
どちらもどこか心が痛む。

人に言わない方がいい時がある。
それは相手があって、言わない方が波立たずに済む場合、とかではなく、自分の為に言わない方がいい時、のこと。

お喋りが過ぎる自分は、言ってしまう方が楽。
自分から恥部をさらけ出し、受け入れてくれる人だけを最初から、ふるいにかけて抜選してる、無意識のやり口。
最大限の防御。
だから言わない方が辛い。鼻っからの言い訳が出来ない状態になるから。
露出することによって理解者を増やそうとする行為が続くと、時に自分を見失う。決して自分をいいように魅せたりはしていないのに、自分を見失う。人に見られて、人の目を軸にし始める。

最近、このループに入り始めると違和感を感じるようになってきた。
そういう時、人にあれこれ自分のことを言わないようになってきている。

(今は言わない方がいい。)
そんな自分が出始めた。

露出しないことで防御する自分と決別したい。
防御の為の露出から離脱したい。

簡単にはいかない。
防御しない自分に違和感もある=露出しない自分に違和感がある。
言いたい自分と言わない方がいい自分のせめぎ合い。

結果的に疲れを生む防御。
心臓に良いワケがないな、

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