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映画『新聞記者』より


この国に”新聞記者”は必要なのか?

公式HPはこんな問いかけで始まっている。


毎日投稿21日目。ついに3週間が経った。今日は、この映画について記事にしていきたいと思う。

これは、権力と、圧力のもとで葛藤する官僚、そして新聞記者の姿を通してメディアの裏側を描いたサスペンス・エンタテイメントである。新聞社にリークされた、一つの情報。それは内閣府が国民の金を使って新たに大学を設立するという名目で、軍用転用をも視野に入れた生物兵器の研究ができる施設の建設を計画しているというものだ。この情報の裏を取るべく、権力に追われながら内閣情報調査室の官僚と一人の新聞記者が奔走する。

映画の詳細内容についてはここでは触れないが、この映画を見て「正義とは何か」ということを強く考えさせられた。


自分のバックグラウンドからくる信念、家族、仕事上の立場、与えられた使命・・・守るべきものは何か?

何が正義で、自分が考える信念、正義を貫くことはできるのか?

フィクションでありながらここまでリアリティがあり、権力の怖さが生々しく描かれていると、ネットに大量にあふれている情報1つ1つが信じられなくなってくる。私たちはどこからの情報を正しいものとして受け取れば良いのか? メディアリテラシーについてもよく耳にする言葉ではあるが、あらためて考え直さなければいけないと感じた。





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