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『再会長江』観てきました!

こんにちは。
久しぶりの投稿になってしまいました。
就活もいよいよ終盤、今日は先日の面接の結果メールをドキドキしながら待っている、そんな状況。

さて、みなさんご存知ですか。竹内亮さん。
YouTubeやドキュメンタリー映画など数々の映像作品を通して、中国のリアルを伝える監督で、現在は南京市に在住、中国では有名なインフルエンサーの1人だ。

僕も、竹内監督のYouTubeは、「我住在这里的理由」や「東京2020・B面日記」など何度かみたことがあったし、大学の中国語の授業でも取り上げられたことがあったので以前から知っていた。

そんな竹内監督の作品が”竹内亮ドキュメンタリーウィーク”として日本で上映されると知り、昨日メイン作品の『再会長江』を観に行ってきた。都内だったので行きやすかったが、1人で行くのもナンだから、彼女を誘って予定を合わせた。これが初映画デート!笑笑

有楽町駅で待ち合わせして8階の角川シネマ有楽町へ。
エレベーターを降りるとなにやら長蛇の列。列に並ぶ人たちからは日本語に混じって中国語の会話もよく聞こえる。やはり中国で有名とだけあって中国人のお客さんも多いようだ。列の先に目をやるとなんと竹内監督が!
みなさん、一緒に写真を撮るための列だった。
とはいえ列に並んでいると映画が始まってしまいそうだったので(笑)とりあえず座席へ。考えてみたら久しぶりの映画館だ。
やはり家で見るのとは違って映画館独特のワクワク感がある。(彼女と一緒だからかな?😁)

すみません、前置きが少々長くなってしまいました💦
(エントリーシートを添削してもらったときにも前置きが長いと指摘されたことが、、、)

HPより作品紹介抜粋。
”中国の母なる大河・長江。上海、南京、武漢、重慶、雲南、チベット高原まで、広大な中国大陸を横断する、全長6300キロのアジア最大の大河だ。日本人監督の竹内亮は、 10年前にNHKの番組で長江を撮った時、一つの後悔があった。それは北極・南極に次ぐ地球第三の極地と呼ばれるチベット高原にある「長江源流の最初の一滴」を撮れなかった事。あれから10年、日本から中国南京市に移住し、「長江沿いの民」の一人になった竹内は、2021年から2年かけて再び長江6300キロを走破する。旅の途中で10年前に撮影した友人たちと再会しながら、 一本の大河を通して中国の10年の変化を見つめ、今度こそ「最初の一滴」をカメラに収めるべく、長江源流をめざす。”

129分の映画。
笑いあり、感動あり、これぞドキュメンタリー。どれも竹内監督でなければ撮れない映像ばかりで、ほんとうに面白かった。なにより、中国に行きたくなった。

10年前に同内容で撮影したときの素材も含まれていて、当時とは設備や環境が全く異なっている地域をみると中国の急速な発展を感じる。そうかと思えば全く変わらない大自然、壮大な峡谷が残る地域もある。ドローンによる空撮カットも非常に多く、まだまだ初心者ではあるがドローン空撮をしている僕は、空撮映像のよさに見惚れてしまった。

こうした”中国のありのままの映像”も見所の一つであるが、
なにより感動したのは”人との繋がり”だ。
10年前に取材した人を探しながら旅は進んでいく。探すといっても連絡先を知っているわけでもない、手紙のやり取りをしているわけでもない、”その時たまたま会った人たち”。SNS社会に生きる僕らは想像しにくいけど、当時の映像と記憶だけを頼りに。

でも、見つかるんです!それがすごい。
そして全員、取材された当時のことをよく覚えている。
そこには感動の再会エピソードがあった。
真のコミュニケーション、どこかで繋がっている深い人間関係を見た気がした。

竹内さんの人柄があるからこそ、そして10年前とは違ってまるで中国人のように流暢に中国語を話すスキルがあるからこそ、繋がれる人がいる、撮れる映像がある。この映画取材で初めてあって密着した人もたくさん出てきていたが、都市部であろうと田舎であろうと、人の温かさには言語や国の壁を超えた温かいものがあった。旅の後半には、取材クルーの絆の強さが垣間見れるシーンもある。長江の最初の一滴を撮る、その思いの強さ、さまざまな葛藤、どのシーンもグッときた。

ふと隣を見ると、彼女が涙していた。


僕もいつか、できることならすぐにでも、こんな旅がしてみたい。
大学最後の夏休み、行くか、中国!笑


映画上映後、トークセッションがあり、その後フォトセッションにて一緒に写真を撮ってもらいました。短い時間でしたがお話させていただきありがとうございました!

「実は2人で映画見にくるのは付き合ってから初めてなんです!」
「おー、それは記念になるね〜」
「2人とも大学で中国語勉強してるんです!」
「中国行きたくなりました!めっちゃ良かったです、感動しました。」
「頑張ってね、中国で待ってるよ!」

たしか、そんな会話だった気がする。
こういう時、緊張せずペラペラ自分から話せるのはいいんだが、
写真を見返したら全部目を瞑っていた。。。。
記念になる写真だっていうのに何してんねん自分。笑

帰り道、映画に影響されてか中華を食べに行きました。🥟🥟


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