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最後のまとめ(一番感じること)

更新が大変遅くなりました。 論文を3本執筆とビジネスのことでちょっと忙しかったです。 次回からは、論文を持ってきて実用的に解説する形式に変更します。 6つのルール、要素とかバラバラにしたのも、どっちがバランスがいいか 試行錯誤でした。次からは、ちゃんと綺麗に統一します。 さて、今回は、新入社員(若い世代)がどう考えているかのまとめです。 前と同じ内容を書きますが、それはその内容が重要であるからです。 若者が!!というよりは、若者を取り巻く環境が私たちと大きく変わってい

    • 人材育成について5/6

      タイトルもルールから要素に変更しました。 前回も要素を上げただけでした。 今回は少し複雑になると思います。 5つ目の要素は、新入社員は「対立概念のリンクが苦手」です。 多くの大人もそうかもしれません。 具体的にいうと、抽象化と具体化(理論と実践) の双方向での理解が苦手です。 全てにおいて、抽象的なものを説明する際に具体化して説明しなければなりません。 ここで一つの問題が起きます。 抽象的な物を具体的に説明した時に、 具体的な箇所”だけ”理解してしまうと その後の

      • 人材育成について4/6

        今回は、「短略思考」について述べていきます。 昨今、”コスパ”、”タイパ”などの言葉が多く見受けられます。 (コスト・パフォーマンス、タイム・パフォーマンス) ひとえに、一作業における成果を如何に効率よくやるかです。 よく学生に、 「楽してお金を稼ぐ方法を教えてください」 「どうやれば株で成功しますか」 という絵空事を質問されますが 毎回、私がいう答えは「そのようなものはありません」 の一言です。 タイパ、コスパの概念の一面のみを履き違えて理解しているように思います

        • 人材育成について3/6

          当初、6つのルールと言いましたが重なる点が多いので、 6つの要素で展開することにしました。 6つのルールというと、6つがほぼ同格の必要があるので、、、 1回目は「価値観」、2回目は「個性」 これらの基盤として経済体制の変化、情報の民主化があるとしました。 3回目は、「生存者バイアス」について話ます。 これも、1回目、2回目と密接に関わります。 「生存者バイアス」は、 ある集団から成功した例や生き残った例だけを見て、その集団全体についての結論を下すという誤謬です。失敗

        最後のまとめ(一番感じること)

          人材育成について2/6

          1回目の「価値観」では、経済構造、社会構造の変化により 世代間において、会社、働き方に対する意識が異なることを言いました。 2回目の今日は、「個性」についてです。 正直いうと、全て「価値観」に包摂されますが、あえて分解します。 ただ、繋がっています。 「個性」について、良く言うと「自分を持っている」 悪く言うと「自分を頑なに守る」「絶対に失敗しないようにする」でしょうか。 SNSが台頭したなか、自分をどう見せるか、どう見られるか、 自分が同級生と比べどういう位置付けな

          人材育成について2/6

          人材育成について1/6

          Z世代の接し方について、考えてみたいと思います。 (世代で分けるのはアレなんですが、、、) 今回は、全6回の1回目(6回も続くかわかりません) 1回目は「価値観」について、考えてみたいと思います。 価値観の中でも、会社に対する価値観です。 価値観の形成は、諸説あるのでここでは取り扱いませんが ここでは、経済構造が価値観を変えたという前提で話を進めます。 会社に入ると20代は新人で、50、60代がその組織(会社、店舗)のトップ 30、40代が中間管理職といったところでし

          人材育成について1/6

          コラボの条件を探る

          コラボレーションは、実に使いやすい言葉です。 至る箇所で、その言葉を目にします。 協力とは何が違うのか、学者チックな話はやめて一般論で展開したいと思います。 まず、コラボは方法論で目的ではありません。巷では、コラボをすることが目的となっていますがそれは”手段の目的化”です。 そうなると、第一に、共通目的があることが必要です。 ただの仕事発注は、コラボとは言いません。 第二に、役割と責任の明確化です。 コラボは、一般的に、リソースが足りない同士が補い合い調整することを目

          コラボの条件を探る

          経営課題の分け方

          よく経営者の方に相談を受けます。 「〇〇で困っています」「〇〇の時はどうすればいいか」と。 とても、短い文章で質問を受けますが、聞いてみると内容はとても複雑。 そこで、1番最初のステップで、私が考えていることを図式化しました。 参考になれば。。。 まず、縦軸では「組織のことー個人のこと」のマクロとミクロの区別です。 次に、横軸では「生産ー消費」の川上と川下です。 これは、業界によって表現が変わりますが、自社にとっての入口と出口です。 これらは、組織内と組織外に分けること

          経営課題の分け方