吉田渉吾

フリーライター/京都出身、東京在住/これまで携わってきた仕事は書籍のライティング・編集…

吉田渉吾

フリーライター/京都出身、東京在住/これまで携わってきた仕事は書籍のライティング・編集等が9割、雑誌・ウェブのライティングが1割くらいです/男子育児中。

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これまでの主な仕事・実績まとめ

随時更新していきます。 基本的には本のどこかに名前がクレジットされているもののみリストアップしています(著者名の敬称略)。漫画考察本も執筆したことがあるのですが名前がクレジットされていないので載せていません。 ※過去のメールと記憶をもとにリスト化しているので、記載し忘れている本もあるかもしれませんが(当時の関係者のみなさま、大変申し訳ございません)、ご参考までにご覧ください。 歴史系 海上知明 (監修) 、中丸満、渡邊大門、吉田 渉吾『よくわかる平清盛の真実』(KKベ

    • 知らない人は子供に教えてあげて! 金魚って実は……

      5歳の息子がいろいろな生き物に興味を持っています。そのため、我が家では日常的にテレビや動画で動物関連の番組を見る機会が多くなりました。今まであまり生き物に興味がなかった僕としては、いろいろな新しい知識を得るきっかけになっています。 息子が『ざんねんないきもの事典』というアニメを見ていた時の話です。僕が台所で洗い物をしながら何となく耳を傾けていると、こんなナレーションが聞こえてきました。 「金魚は雑に飼うとフナになる」 !? ――そうなの!? どうやら金魚は

      • 現場社員、管理職、経営者そしてフリーランスにも必須のスキル!「作戦術」思考

        最近の仕事で、元陸将・小川清史先生のご著書の構成・ライティングをさせていただく機会がありました。 『組織・チーム・ビジネスを勝ちに導く 「作戦術」思考』(ワニブックス)という本です。 みなさん「戦術」や「戦略」というワードはよく耳にすることがあっても、「作戦術」は聞いたことがないという方が多いんじゃないでしょうか? Wikipediaで「作戦術」を調べるとこんな出だしで始まります。 ……ちょっと何言ってるかわからないですよね。 端的に言うと、個別の戦術が戦略目標の達

        • すごい? かわいそう? 日本人初の世界一周記録

          記録上、日本人で初めて世界一周した人物をご存じでしょうか? あるいは「望んでもいないのに世界一周するハメになった」と表現したほうが正しいかもしれません。 実は4人います。今回はそんな人物たちのお話です。 漂流すること約半年 江戸時代、仙台藩(今日の宮城県)では石巻を中心とする港町が発達し、多くの船が江戸と仙台を行き来しました。しかし、海流と風に頼るところの大きかった当時の海運に、遭難の危険はつきもの。時として海は荒れ、船とその乗組員を漂流させました。 当時、石

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        これまでの主な仕事・実績まとめ

          メロンオブメロンフラペチーノ、飲んでみた(+穴場のスタバ)

          今回はただの日記です。 スタバのメロンオブメロンフラペチーノを飲んでみました。 感想をひと言で言うと、おいしかったです。メロン好きにはおすすめです。 メロンがあまり好きじゃない息子(5歳)は一口のんで眉間にしわをよせ「もうやめとこうか……」と言い、妻とコンビニに直行して飲むヨーグルトで口直しをしていました。まあ、試してみただけ偉いと思います。 スタバの公式サイト(https://www.starbucks.co.jp/cafe/melon2023/)には、 とありま

          メロンオブメロンフラペチーノ、飲んでみた(+穴場のスタバ)

          仕事依頼について

          僕のプロフィールや記事をご覧になって一緒にお仕事をしてみたいと思われた方は下にある入力フォームからお気軽にお問い合わせください。人当たりは良いほうだと自分では思っています(まわりからも言われます)。 ご覧いただくとおわかりのように、けっこう何でも屋です。 特に専門というわけではありませんが、政治・経済・社会・歴史・文化・医療・健康などがこれまで手掛けてきた主なジャンルなので、これらに関するライティングであれば特に問題なくお受けできるかと思います。 基本的に文系なので医療

          仕事依頼について

          「どっちなんだい!?」世界ではじめて乾電池を発明した男

          鉄鋼王アンドリュー・カーネギー、発明王トーマス・エジソン、喜劇王チャールズ・チャップリン、クイズ王伊沢拓司……。 歴史上「〇〇王」と呼ばれる人物は数多く存在していますが、今回は「乾電池王」についてのお話です。 悔しさが発明の原動力 乾電池は明治時代にはじめて登場し、今もなお日常生活のさまざまな場面で活躍しています。我が家でも、子供のオモチャや目覚まし時計、テレビ・エアコンのリモコンなどで使っているので、日常のマストアイテムです。 その乾電池を世界に先駆けて発明したの

          「どっちなんだい!?」世界ではじめて乾電池を発明した男

          幕末のグッドデザイン賞‼ インテリたちを魅了した「折りたたみ地球儀」

          江戸時代の庶民ってすごい人が多いですよね。このレベルの人が(おそらく)地元民しか知らない「マイナーな偉人」扱いなので、本当に層が厚いです。 神童、地理学に目覚める 幕末の安政2(1855)年、ある町人学者によってユニークな地球儀が世に出され、江戸や上方などに出荷されて、当時のインテリたちの間で好評を博しました。 その町人学者の名は、沼尻墨僊。天文、地理、暦学に精通し、書道、俳諧、篆刻など諸芸でも才能を発揮したという多才な人物です。 墨僊は安永4(1775)年3月

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          19世紀のパリにコンカフェを爆誕させた、ある日本人の話

          はじめての記事で何を書こうか迷っていたところ、ある人物の名前を検索したらわずか5件しか記事がヒットしなかったので(2023年4月10日現在)、記念すべき第一回目はこの人について書きます。 あれ? 5件しかヒットしないって、それだけ需要がないってことですかね? まあいいか。 世界を魅了した3人の芸者 西洋世界において、一大日本ブームを起こすきっかけになったのが、徳川幕府崩壊直前の1867年にパリで行われた万国博覧会でした。日本が公式参加した最初の万博です。 当時は

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