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留学前の気持ちの変化編〜主に直前1ヶ月〜

こんにちは。今日ノルウェーに向けて飛び立つのですが、空港での待ち時間にこの投稿を書いています。嘘です。クリスマスに家で1人寂しく黙々と書きました。
今回は留学前の自分の気持ちの変化について書きたいと思います。多分似たような気持ちを持つ人もいると思うので、「そうなるのは君だけじゃないんだよ〜」っていうことを伝えることができたら嬉しいです。

話は渡航1ヶ月前から…

僕は今年の9月から留学する予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で大学から無期限の渡航延期指示が出されていました。しかし、11月中頃(だったはずです)に急遽1月からの留学が可能になりました。当然初めは待ちに待った留学が可能になったということでウッキウキで準備を始めました。
ところが12月に入ってからだんだんと雲行きが怪しくなります。

そうです。オミクロン株の発生です。

特にノルウェーは、クラスターが発生するなど日本よりも早いペースで感染が起こりました。ここでウキウキ気分の僕は現実に引き戻されました。
「今行って本当に大丈夫なのか?」
「留学経験が全く無いのにいきなりノルウェーなんか遠い国に行くの?」
「部活、まだやりたいんじゃない?」
「普通のキャンパスライフ、送りたくない?」

コロナウイルスだけでなく、様々な不安から留学そのものに対するモチベーションが揺らいできました。
特に2020年度入学の僕にとってはコロナ禍以前の普通のキャンパスライフはまだフィクションの世界のものでした。
入学式は1年延期、1年の前期は約2ヶ月遅れてスタート、オンライン授業ばかりで友達を作るのにも一苦労、部活動は活動時間に制限がある上に公式戦以外の対外試合は禁止、合宿もできない…
加えて交換留学で行くからには現地の授業で良い成績を取らないといけないし、実践活動でも成果を得ないといけない気がする…


今考えると、言葉も上手く通じるか分からないような遠い遠い国で1人で1年間暮らすことにただただ不安になっていたことが最大の理由ですが、12月中旬はコロナ禍や交換留学によるプレッシャーを言い訳にして何度も「留学を中止しようかな」と考えたこともありました。

そんな中、自分の中で心が決まったのは大学の留学担当の先生から言われた「学修計画はハードルを下げていい」「進むことも勇気だけど、撤退することも大きな勇気。もし撤退することにしても、そこまでの段階で頑張ったことは絶対に自分の力になる」という言葉でした。
この言葉を聞いて、もしダメならダメで途中で帰る選択肢もある、一生に一度あるかないかの機会だしやれるだけやってやろうという気持ちを持てるようになりました。今は完全にモチベーションが復活して期待感、楽しみ、ワクワク感でいっぱいです。もちろん人生初海外長期滞在なのでビビってはいます。笑

これから留学する方々も直前になると、本当に些細なことから不安が生じ、逃げたくなることがあると思います。でも、誰でも通る道だと思うのでそれでいいと僕は思います。その時はとにかく自分に対するハードルを下げてあげてください。そもそも誰も知っている人がいない、言葉が通じるかどうかも分からない、そんな所に行く決断をしただけでも凄いんです。
「生きていればまる儲け。生きて帰ってくることが1番の目標。」
それぐらいハードルを下げてあげることでだいぶ気持ちが楽になります。繰り返し言いますが、ハードルを下げることが大事だと思います。
それでも、どうしてもダメな時は開始前でも途中でもやめることも1つの選択肢であることを覚えていてほしいです。中止したとしてもそれまでの準備や現地で過ごした日々は必ず自分の力になります。

そんな中でも、留学の正体が分かることでそのような不安、迷いを解消できる方々もいると思います。そんな方々のためにも(もちろん家族や友人に向けた生存報告、自分のための備忘録の用途もありますが)できる限り等身大の留学体験を綴っていきたいと思います。

当日の注意点

ここでは当日の動き方について注意しておくべきことを書きます。
何よりも時間に余裕を持つことが大切です
これは空港に着く時間だけではなく、その日1日は出発まで家でのんびりできるくらいの余裕を持っておいた方がいいです。出発当日にPCR検査などが必要な方はそこに行く時間にも余裕を持って行動することをお勧めします。当日は気持ちがフワフワしていて本当に頭が回りません。


検査に必要な書類(パスポート等)を忘れてダッシュで取りに帰るハメになったり、機内に持ち込みたい荷物がどこに行ったか分からなくなって荷物を全部広げて詰め直したり、緊張からかお腹が緩くなったり
本当に色々あります(全部今日体験済み)。
「しばらく家帰って来れないし今日は出発までのんびりしよかぁ〜」くらいの余裕を持てるくらい準備は済ませておくことを強くお勧めします。とにかく前日に済ませておくように。


世界はとても広くて面白いです


これも留学担当の先生から言われた言葉ですが、僕も世界の広さ、面白さを等身大の言葉で伝えていくことができればと思います。

それではいってきます!

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