セルフねんねは重要です②

今回は、前回の「セルフねんねは重要です①」で紹介した、セルフねんねの習得後に実際に行っていることを紹介したいと思います。
①温度・湿度管理
②季節に応じた服装
③ベビーベッド内の安全な環境作り
④寝室の暗闇化
⑤ノイズ
⑥睡眠前のルーティーン
の6つに加えて、1つ一番大事なことを載せ忘れてしまったため、合計7つの詳細を説明していきます。


①温度・湿度管理

大人でも寒かったり、暑かったり、蒸し蒸ししていると寝れないことってありませんか?
それは子どもも同じです。そして大人は布団などで眠りながらでも無意識的に温度を調整できますが、子どもはそれができません。しかも大人より暑がりで、汗っかきという特徴があります。
うちではエアコンを主に使っていて、夏は温度と湿度を調整し、冬はエアコンで温度を、加湿器で湿度を調整しています。
具体的には
夏:室温22~24度、湿度40~60%
春秋:室温20~22度、湿度40~60%
冬:室温18~20度、湿度40~60%
でやっています。冬は湿度が40%以上にならなかったり、夏は湿度が60%以下にならないこともありますが、良く眠れていればよしとしています。また、昨年よりスマートリモコンを導入し、何度以上で冷房何度というように温度・湿度管理は自動化しました。これにより以前より温度・湿度を気にすることはなくなりました。

②季節に応じた服装

温度・湿度管理と併せて服装も季節、気温で変えています。
季節に合わせて寝る時の服装も変えています。詳しくは③ベビーベッド内の安全な環境作りで説明しますが、掛け物を使用せず、スリーパーを着て寝ます。
夏:半袖シャツ+薄手のスリーパー
春秋:半袖シャツ+長袖パジャマ+薄手のスリーパー
冬:半袖シャツ+長袖パジャマ+厚手のスリーパー
といった感じで、主に温度に合わせて服装を調整しています。

③ベビーベッド内の安全な環境作り

乳幼児突然死症候群というものをご存知でしょうか?
元気だった赤ちゃんや子どもがある日突然何の前触れもなく死に至るという恐ろしいものですが、それを防ぐためにベビーベッドを安全な場所にします。

結論から言うとベビーベッド内にあるのはシーツをつけた敷き布団だけです。枕も、布団や夏がけ、ぬいぐるみなどは赤ちゃんにとっては危険です。もし、鼻と口を塞いでしまっても自分でどかすことができないことが理由です。しかし、掛け物もないと冷えてしまうためスリーパーを着て寝ます。

また、長男が知らない間に吐いていて、妻が寝ようとしたら気づいたということもありました。
吐くというのは別室にいては気づくことが難しいため、暗視カメラを導入しました。
それ以降は寝ながら吐いたということはないのですが、息をしているか、寝ているかといったことが確認でき、音も拾えるので泣けばすぐに気づくこともできます。

④寝室の暗闇化

子どもが本当の意味で熟睡をするには完全な暗闇が必要です。よく常夜灯をつけたままでないと寝られないという方がいますが、子どもは常夜灯程度の明かりでも眠りが浅くなってしまいます。
方法としては、少し時間も手間もかかるのですが、一度やってしまえばずっとそのままで良くなります。
光が入ってくる場所としては、一番は窓、ドア、吸気口となります。
①窓
数年前に家を建てたのですが、暗闇化のためもあり、窓にシャッターをつけています。
シャッターをしていてもまだ光が入ってくるため、遮光1級のカーテンの両端を遮光テープでとめます。
カーテンの下側はレースカーテンを取り外し、長いドレープカーテンをつけ直しています。
カーテンレールには使わなくなったタオルをおき、窓からはほぼ光が入らないようにしています。
②ドア
ドアの下側に隙間があるため、ドア用の隙間風を防止する物を挟んでいます。
それに加えて、暗くした部屋から見て、光が漏れている所に遮光テープを貼っています。
北側に階段の窓があるのですが、そこからの光が案外入ってくるため、更にドアの外側にカーテンを設置し、光が入るのを防ぎました。
③吸気口
吸気口は案外光が入ってくるので、最初は遮光テープで完全に塞いでいました。
しかし、換気もしたいため、黒いフィルターを吸気口の形に切り、既存のフィルターに加えて設置しました。
そして吸気口自体に遮光の布を被せ、更に吸気口カバーをすることでようやく、遮光ができました。

⑤ノイズ

子どもだけでなく、大人もなのですが、人は無音よりも多少音がある方が眠れます。
産まれたとの赤ちゃんには、母親の心音を聞かせることがあります。
母親のお腹の中にいる頃から母親の心音を聞いて育ち、眠っています。
音であれば何でも良い訳ではないですが、うちはベビースリープというアプリで水流音を流しています。
音量が大きすぎても眠りの妨げとなる為、一番小さい音量かその次の音量くらいで、数m話して一晩中流しっぱなしにしています。

⑥睡眠前のルーティーン

これは何度か変更もしていますが、まず、子どもと相談して決めていきます。
流れとしては、
①夕食
②お風呂が沸くまで自由に遊ぶ
③入浴
④歯磨き
⑤絵本を読む
⑥トイレに行く
⑦パジャマ、スリーパーを着る
⑧おやすみのあいさつをする
⑨電気を消す
です。
流れは、それぞれの家庭で子どもと決めれば良いのですが、毎日同じ流れで行うことで、子どもは寝る時間なんだと理解することができるようになってきます。
一覧にするとやることが多いように感じますが、ほぼどの家庭でもやっていることだと思うので、あとは流れを毎日同じにするだけです。

⑦大好きとぎゅーっ

これが一番大事なことです!
子ども達は、お父さん、お母さんが大好きです。
でも、言葉に出して、行動しれくないと不安になってしまいます。
大人もそうだと思います。
やっぱり思っているだけでなく、相手に伝えることが大切です。
ただ、「大好きだよ」って伝えるだけでも、ぎゅーっとするだけでも良いと思います。
そんなに時間がかかることでもないため、意識的に回数を増やしていくとそれだけでも寝つきや良くなることがあるようです。
うちでは寝る前に「大好き ぎゅっ ぎゅっ」という絵本を読みます。
絵本の中で何度も「大好き ぎゅっ ぎゅっ」という言葉が出てきます。
そしてその時に実際にぎゅーっとします。
日中になかなか言葉と行動で示せなかったとしても、寝る前には確実に子どもに大好きであることを伝えられるのでおすすめです。

以上がセルフねんねを習得しても現在進行形で続けていることになります。
文章だと長いですが、一旦ここまで辿り着くと継続するための労力は非常に少ないです。
大好きと言いながら、ぎゅーっとすることはいつでもできます。これを意識して実行するだけでも違うの、まずはできるところからやってみませんか?

次回はセルフねんね習得までの経過について書きたいと思います。

読んで頂き、ありがとうございました。

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