ショウヘイマン

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Superyou(gt,vo) / ほたるたち(gt) / ブラックナードフェス / PINK MOON RECORDS(&LIVE) / DJ

最近の記事

『"ブラックナードフェス"を語り尽くす生配信』によせて

ブラックナードフェスというイベントをやっている。 やっていると言っても、最後に開催したのは2018年だからもう3年前だ。 色々あって最近はできていないけど、今年こそはやろうとどこかで思っている。 だから今後も続いていくものだと信じている。 共同主催の山口やまぐさんと初めて出会ったのは、 大和町の公民館で行われたイベント「STAR CLUB」の時だ。 2000年代、高円寺の円盤周りにはなんとなくシーンがあったように思う。 自分も当時は円盤でCDRなど沢山買っていた。 ただ、

    • 下北日記

      大学一年生の頃、学校へ行くのが嫌で下北沢で途中下車して ただ時間を潰してそのまま帰るということを度々していた... その頃の自分はディスクユニオンと駅前のマックくらいしか下北で行ける場所がなかった。 そんな自分は最近、PINK MOON RECORDSで店番したりしている。 以前も何回か店番やったけど、ここ最近少し変化があった。 試聴だけして帰る人がいるということ 気になる音楽をただ聴いて 買わずに帰る...それでもオッケーという雰囲気が出ている。 プレイヤー

      • SNUGと等身大の青春ギターポップ

        SNUGというバンドを知っている人っているかな? 先日、PINK MOON RECORDSへ行ったら面陳してあって ひさびさに思い出しました。 思い入れの強いバンドだったので つい、店番をしていた曽我部さんに語ってしまった... 自分がギターポップに目覚めたきっかけのバンドなのです。 彼らはイギリス出身の学生バンドで、 バンドコンテストで優勝したり、 EPをロキシー・​ミュージックのフィルマンザネラがプロデュースしてWEAから発売したり、 しかし、それがあん

        • 「プログレッシブな愛」のMV公開から5周年でした

          プログレッシブな愛のMVをひさびさに見返した。 ちゃんと見返したのは作った時以来かもしれない とっても異端で他に比較するものが見当たらない作品だけど、けっこう面白かった。 むずかゆくなりました。ムズキュン 切ない世界線ですが、わかる人にはわかると思う。 執着すればするほど手に入らない世界。 「あの子が口ずさむプログレッシブロックが頭の中で鳴り響いてやまない」 この一文目からすでに何かがおかしい。 SGGKを始めた時の考え方として、文脈にないワードを意識的に入れる

        『"ブラックナードフェス"を語り尽くす生配信』によせて

          Blue Period

          ソロの曲をバンド編成でライブでやりたいと去年から思っていました。 ライブに誘ってもらったのは1月の半ばで、初めはSuper Ganbari Goal Keepersでのお誘いでした。 ただ緊急事態宣言の影響で出演は難しくて、それならソロでどう?と言われソロならバンドでやってみたかったのでライブの一月前に急遽結成しました。 ソロプロジェクトの名義自体をつけてみたいというのもあって、今回はBlue Periodという名義でやらせてもらいました。 青さ というのが自分の曲に共通す

          DJ記録 2020

          2020年はコロナの影響もあって表立ったバンド活動がほとんどできませんでした。ただ、そんな中で水庭さん(Rhapsody主催)がふたりのバータイムというイベントに誘ってくたり、気づけば1年で4回もDJをやっていました。 ここに各回の選曲とプレイリストを記録しておこうと思います。 ※これ見て、自分も同じの好き!とかあったら連絡やコメントくれると嬉しいです 選曲している曲は「自分の中でのポップな曲」のつもりです。 メロディや歌詞が記憶に残っててなんとなくそらで歌える曲を流してま

          Bayside EP ライナーノーツ vol.2 ~楽曲紹介~

          今回音源を作るにあたって「ベッドルームポップ」というキーワードを強く意識しました。 USインディ等で多用されるジャンル名ですが、自分のイメージだと 「少しチープな録音環境で作られたローファイな宅録音楽」というイメージがあります。 (近年のベッドロームポップはかなりハイファイなものもあると思いますが) 自分の思い描くベッドルームポップの理想像の一つはフィリピンの「Mellow Fellow」です。籠った音像とメロウな楽曲、それとノスタルジーな映像が合わさったMVにはかなりハマ

          Bayside EP ライナーノーツ vol.2 ~楽曲紹介~

          Bayside EP ライナーノーツ vol.1 ~制作背景~

          Bayside EPは初のソロ音源として2020年の5月にリリースしました。 これを作っていたのはまさにコロナが流行り出した頃、仕事は基本テレワークになりバンドの予定もなくなり、自分の時間が急激に増えた時でした。 そんな中で今まで知ってはいたけどあまりハマっていなかったジャンル、 ヴェイパーウェイブだったりシティポップ(80年代の和モノ)について深く調べるようになりました。 それらを知っていく上で自分が特に当時感銘を受けたのはヴェイパーウェイブから派生したシンセウェイブをB

          Bayside EP ライナーノーツ vol.1 ~制作背景~

          前を向いていない人のための音楽を作りたかった

          「Dodometic Youth」セルフライナーノーツ① ~前書き~ 「何故、下ばかり向いて前を向いて演奏しないんだ?」とライブハウスのスタッフに言われて、普段は物静かな男が声を荒げてこう言った「俺は下が前だと思って演奏しているんだ」、これは以前ソロで対バンした時の利光雅之さん(あみのめ)の言葉だ。 曲を作り始めたのは社会人になり始めた頃だった。丁度そのあたりに一方的に好きだった人に失恋したのもあって、ナイーブな気持ちをぶつける場として作曲にハマっていた。ダニエルジョンス

          前を向いていない人のための音楽を作りたかった