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【SUNTORY】サントリー×ドラゴンクエストウォーク

サントリーがドラクエウォークとコラボ企画。
ゲーム中の「かいふくスポット」としてサントリー自動販売機を活用。今週月曜(1/27)より、スポットに触れた回数に応じて、コラボ限定アクセサリーが手に入るなど第一弾企画が始まっている。今後もコラボ企画を継続していく模様。

サントリーがやる必然性
位置情報ゲームとコラボ企画と言えば、ポケモンGOとマクドナルドのコラボ企画が記憶に新しい。直接的な費用対効果の算出が難しい(と業界内では言われている)ものの、プレイヤー視点に立てば、明らかに店舗に赴く頻度が増え、没入感を得られる企画だったと思う。その点、自動販売機は、サントリーでなくても、日本コカ・コーラやキリンなど、組む対象はそれなりにあったはずだ。むしろ、自販機数や保有するデジタルメディアを棚卸した場合、必ずしもサントリーが優位だったとは言い切れない。

一方、近年、サントリーはコラボレーションに積極的だ。それは、大型施策のみならず、デジタルドリブンの小規模施策に至るまで、とにかくチャレンジを重ねている印象だ。その分、「失敗」している数もそれなりに多い。ここで言う失敗は、サントリーさんが明言しているわけではなく、個人的な見解であるという前提の上だが、明らかに話題になっていないだろうと考察できる施策も少なくないのだ。

今回の施策で例えれば、「話題が、ドラクエウォークプレイヤーの中で留まる(=一般化しない)」はまだ良い方で、「ドラクエウォークプレイヤーに受け入れらない、関心を持たれない」ことにより、ドラクエウォークファン/ドラクエファンすら話題にしてくれないケースに該当する。

但し、コラボレーションを重ねることにより、ホームラン施策が生まれたり、何よりコラボ慣れした体質、関わるエージェンシーも含めた俊敏性が磨かれているのだろうと思う。そういった意味でも、本施策は注目に値するし、今後、どのように企画を広げていくのか、注視していきたい。

参考)プレスリリース

参考)特設サイト・マクドナルド事例


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