営業マンになるとは思っていなかった。営業マンとはあちこちでぺこぺことおじぎをしてくる仕事だと思っていたからである。

しかも団体行動は苦手で人と合うのも話すのも好きではない、そんな私が営業マンとして成り立つものかと思っていたが成り立ったのである。

毎日100件テレアポをして飛び込みをして、こんな営業を出来る人はおそらく100人に1人であろう。私もこのようなことは好きでもないしやることもない。

「やりたくないなあ、やる気出ないなあ」と思ったらもう無理なのである、まして1年で半分3年で9割消える実弾営業の保険屋では、死を意味するのである。

だからやりたくないことを辞めれば生き残れるのである、別に大したことをしているわけでもないし、毎日何アポなんてそんなこともしていない、それでいて普通に食えているのである。

楽しいと思えないならそのやり方はさっさと止めたほうがいい、しんどいと思っている営業マンから契約しようなんて思うお客はいないから。

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