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若手研究者シンポジウムからのとんぼ返り

今日は
ずっと待ちに待った
若手研究者のシンポジウムへ
若手ではないけれど
研究者としてのスタート人生
初めてのposter presentationだ

初めてだらけの日々
駆け抜けてきた
まだ浅い実験データをにらめっこしながら
まとめた
A0のポスターを抱え
朝5時半に起き
朝食支度に
私の身支度
忙しくバス電車
新幹線乗り継ぎ3時間 
ようやくついた
この場所に

いろんな学生さんも
若手研究者も
先生たちも入り交じる
自分の想い伝えたい
自分のポジションを見つけたい
細かなところまで
みたいし
俯瞰してもみたい
サイエンスの楽しさが
ここにある

シンポジウムも終盤
見ていなかったスマホに
パパからの連絡
次男くんが夕飯時に
吐いたと…
慌てて電話すると
トイレでまた吐いたと…

今日は一泊して 
明日も研究者の皆さんと話しをしたり
ラボツアーしたり
楽しみにしていたことも
全てキャンセル
慌ててキャンセルの連絡を入れて

ドア締まりかけの
電車に飛び乗る
これこそとんぼ返り

次男くんの発熱も心配

そんな私の心を他所に
秋葉原のネオンも
東京駅の騒がしさも
何もなかったように
きっと日常の風景なんだろう

ホントは
もっと話したかった
研究の話
自分の情熱
これからのこと
先生から下りてきた
論文の構想
やるべきこと
やりたいこと
たくさん

だけれど
子どもたちの体調が
今は何より心配

3時間の電車が
とても長く感じる
車窓が
余りにも暗く
私の背中に乗っかかる

でも
前を向かなきゃ
まずは
子どもが元気になること
次は
私のメンタル
明日は旦那さんも
仕事に行くだろう
次を考えなきゃ

悲しくなる気持ちを
切り替えるかのように
言葉にした
早く
お家に着いて
子どもの顔がみたい

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