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やっぱり食物繊維の力はスゴかった!

死亡リスクを減らす身近な食材


死亡リスクを減らす身近な食材とは、ずばり「全粒穀物」です。

全粒穀物とは、玄米や全粒粉、大麦やオーツ麦、ライ麦などの
精製していない穀物のことです。

白米より、玄米、白いパンより全粒粉パンの方が良いという話、聞いた事ありませんか? 食後の血糖値の上昇が緩やかで、低GIといってGI値が低い食品ともいわれています。

2016年に、この全粒穀物や全粒穀物を使った食品を多く食べている人は心血管疾患などによる死亡リスクや、総死亡率が下がった、
糖尿病による死亡リスクは、1日90gの全粒穀物で半分まで下がった、という研究が発表されました。

1日90gの全粒穀物で、糖尿病による死亡リスクが半分になるなんて。

(参考記事)


食物繊維の力だった!


なぜこの全粒穀物で死亡リスクが抑制されるのか?
その要因の1つは、豊富に含まれる食物繊維の力だといわれています。

食物繊維の力は、やはりスゴかった!

これに加え、外皮に含まれるポリフェノール類などの抗酸化物質、亜鉛マグネシウムなどのミネラルも、まんべんなく摂る事ができます。

また、主食なのでコンスタントに摂れるということが、総合的に効いているのです。


日本人の食物繊維摂取量は1955年(68年前)は、20g以上摂っていたのに、現在は約14gと、かなり減少しています。
その中でも、穀類からの食物繊維摂取量が約7割と大幅に減少してるのは、米離れが影響しているといえるでしょう。

「日本人の食事摂取基準(2020年版)」では、一日あたりの「目標量」が、18~64歳で男性21g以上、女性18g以上となっています。


どの年代も足りていませんが、特に20~40代が、かなり足りていない事が分かっています。

先日の朝LIVEでもお話しました。

・白米に雑穀米を加える
・白米を玄米に変える、または1/3〜1/2から徐々に始める

など、できる事から始めてみてはいかがでしょうか。

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