休日のお昼頃、学校に上がる途中いつものように国宝神魂（かもす）神社の前で車を降りてお参りをしていると、一人の男性がこちらをジーッと見ていました。

あれ…「広瀬くん!?」と声をかけると…
「あ〜先生！やっぱり先生だ！覚えてますか！」と驚いた様子で立ちつくしています。

「広瀬くんじゃない！久しぶり！」
なんと自分が26年前に3年間担任をした教え子でした。

広瀬くんは、仕事で益田（島根県）に来ていて、久しぶりに休暇が取れたので出雲や松江、今日は母校に行こうと思ったそうです。高校時代を思い出して駅から路線バスに乗って懐かしいバス停で降り、寮や通学路をゆっくり歩いて、最後に神魂神社にお参りしました。
（今日はお休みだから学校は誰もいないだろうな…）
そう思って、参拝が終わって帰ろうとしたところでした。

私はお昼頃から学校で校務をしようと、たまたま学校に上がるところでした。

わずか1分ずれていたら、お互いすれ違って会うことができない奇跡のタイミング…
神魂神社にお祀りされている神様が会わせてくれたに違いありません。

広瀬くんも「お休みなのに偶然会えるなんて信じられない…　あり得ないですよね…　神様のおかげです」と何度も言っていました。

不思議な邂逅（かいこう）でした。

一緒に学校に上がって校長室で当時の卒業アルバムを見たり、教室に一緒に行ったりして26年前の高校時代を振り返り、とても懐かしく楽しい時間を過ごすことができました。

今は大企業に勤め海外出張や全国各地に出張していて忙しくしているそうです。

そう言ってくれる広瀬くんをとても頼もしく感じました。そして親御さんを大切にしている話も聞けて感動しました。

教え子が健康で明るく元気に活躍していることが何よりも嬉しい…

卒業生の皆さんがそれぞれの道で活躍することを、大庭宮山の母校からいつも祈ってます！そしてみんなにまた会える日を楽しみにしています！

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