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「歯周病」と「認知症」の関係

「歯周病」と「認知症」の関係


「認知症」とは、一度正常に発達した認知機能が後天的な脳の障害によって持続的に低下し、日常生活や社会生活に支障をきたすようになった状態を指します。

「 認知症」は高齢になるにしたがって増加し、日本では約460万人(65歳以上の約15%)が発症しています。2025年には65歳以上の約20%が発症するといわれています。


 「歯周病」は、成人の約80%がかかっている疾患です。
最近の研究では「認知症」とも関わっていることが分かってきています。

 「歯周病」にかかっていると、口の中の菌が歯ぐきから血管内に侵入し、脳まで流れ着いて、小さな脳出血を引き起こします。
その結果、神経細胞がダメージを受けて脳血管性「認知症」を引き起こします。

 さらに、「歯周病」がある方は口の中で慢性的な炎症が起こっています。それを放置しておくと、全身に炎症が広がっています。

アルツハイマー型「認知症」は脳の炎症でなので、「歯周病」の影響で炎症が増強され、進行してしまいます。

 また、成人で歯を失う原因のうち、最も多いのが「歯周病」ですが、歯が抜けている本数が多い方ほど「認知症」を発症しやすいことも分かっています。


口腔ケアーでお口の中を清潔にして、「歯周病菌」などの細菌を減らすことが、「認知症」の予防につながります。

口腔ケアの基本は、歯ブラシ、フロス、歯間ブラシ、舌ブラシなどを用いて、細菌を取り除くことです。


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