「詰め物」「被せ物」のメリットとデメリット②「自費治療」と「注意点」
「詰め物」「被せ物」のメリットとデメリット②「自費治療」と「注意点」
「自費治療」
ゴールド(金)
メリット
耐久性: 金は非常に耐久性があり、噛む力や咬合圧に対して強いです。長期間にわたって持続することができます。
適応性: 歯の形状や咬合に合わせて作製することができ、適切なフィット感を提供します。
デメリット
非審美的: 目立つ場所に使用する場合、外観上の理由から好まれないことがあります。
金属アレルギー: 一部の人は金属に対して過敏な反応を示すことがある。
メタルボンド(金属とセラミック)
メリット
強度と耐久性: 金属フレームが含まれており、そのため非常に強く耐久性があります。
適応範囲: 特に、噛み合わせの負荷が大きい場合や、咀嚼力や噛み合わせによる負担にも耐えることができます。
デメリット
視覚的な影響: 特に前歯の修復に使用される場合、見た目に影響を与える場合があります。
アレルギー反応: 金属アレルギーを持つ人にとっては、問題を引き起こす可能性があります。
e-Max(セラミック)
メリット
自然な見た目: e-Maxは、天然歯と非常に似た透明度と光の反射特性を持っています。
適合性: e-Maxは、セラミック材料の中でも、高い適合性を持っている。
部分的な被せ物(インレー、アンレー)に適している。
デメリット
歯ぎしり、かみしめ、食いしばりがある方は、割れることがある。
ジルコニア(セラミック)
メリット
高い耐久性: 他の材料に比べて割れにくく、長期間の使用に耐えることができます。
自然な見た目: ジルコニアは天然歯に非常に近い透明感と白さを持っています。
デメリット
寸法の制約:硬すぎて加工しにくい。 加工による収縮率が他の材料と比べて大きいため、適合性が難しくなります。
部分的な被せ物(インレー、アンレー)よりも、全体を被せる冠(クラウン)に適している。
「注意点」
自費治療の種類は、上記の他にもあります。
治療方法、金額、補償期間は、医院によって違います。
治療前に、十分な説明を受け、相談をして、納得してから治療を初めてください。
経験からは、
見えない所で、噛み合わせの負荷が大きい場合で、金属アレルギーがない時は、ゴールド(金)
見える所で、噛み合わせの負荷が大きい場合は、メタルボンド(金属とセラミック)
見える所で、審美性を重視する場合は、セラミック(e-Max、ジルコニア)
また、部分的に被せる場合は、e-Maxを、全体を被せる場合は、ジルコニアが良いと思いますね。
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