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「食いしばり」の3つの「予防法」

「食いしばり」の3つの「予防法」


1,体の力を常に抜く
2,姿勢を良くする
3,舌を正しい位置に付ける



「食いしばり」とは、強い力で歯と歯をかみしめることです。
 
日中、仕事や何かに集中している時に、自分では気づかないうちに食いしばっている人は多くいます。
 
「食いしばり」の力は、硬いものを食べるときの3倍以上歯や顎に約100キロの力がかかり、その影響は全身にでてきます。

肩こり、頭痛、腰痛などの原因になることもあります。
 
また、「食いしばり」が原因で、歯が欠けたり、ヒビがはいったり、歯ぐきが下がったり、歯がしみたり、歯周病、顎関節症の危険性が高まります。
 
上下の歯は、わずかに離れているのが正しい状態です。

上下の歯が接触するのは、食事の時と唾液を飲み込む時だけです。

歯と歯が接触するだけでも、歯や顎には、大きな負担になります。
 
噛むときに使う筋は、首や頭、肩の筋肉とつながっています。

「食いしばり」によって筋が疲労すると、首や頭などの筋も緊張し、その状態を改善しようとして、知らず知らずのうちに首を傾けたり、片方の肩を上げたりするようになります。
 
すると、背骨にひずみができて、首や肩のこり、頭痛、腰痛、めまい、しびれ、倦怠感などの症状が出てきます。
 
 

「食いしばり」の3つの「予防法」


1,体の力を常に抜く

「食いしばり」のある人の多くは、体の力を常に抜くのが苦手です。体の力を抜くためには、肩に力を入れて上げ、一気に力を抜きます。これを数回、繰り返します。
 

2,姿勢を良くする

歩くときは、足の指を使って歩くことを意識します。最後に、足の親指で蹴り上げるように歩いて下さい。椅子に座る時は、足の親指を意識して足裏全体で支えると、自然と姿勢が良くなります。
 

3,舌を正しい位置に付ける

正しい舌の位置とは、舌の先を上の前歯の付け根から、5ミリほど後方に付ける。舌全体は、上顎に、ベタッと付いている状態です。

 
 
 経験からは、

「食いしばり」が原因で、歯が欠けたり、ヒビがはいったり、歯ぐきが下がったり、歯がしみる人が多いですね。


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