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【新刊案内】2023年6月発売作品

note読者のみなさま、こんにちは!
梅雨に入り、このところ雨の多い日が続いていますね。

さて、月に一度のShoPro Books新刊アメコミ情報、今月はそんなジメジメした気分を吹き飛ばすような新刊3タイトルをご紹介します。
DCからは、ファンの方から熱心な邦訳希望の声をいただいた、あのバットマン作品、マーベルからは、X-MENシリーズの大型イベントタイトルアイアンマンシリーズの最終巻をお届けします!

6/15頃発売『バットマン:シティ・オブ・ベイン』(DC/流通限定)

世紀の『ウエディング』から新章『ダーク・デザイン』へとつながる物語がついに明らかに! ベインの手に落ちたゴッサムに希望の光は灯るのか?

『バットマン:シティ・オブ・ベイン』
トム・キング[作]ミケル・ハニン、トニー・S・ダニエル他[画]中沢 俊介[訳]

本作『バットマン:シティ・オブ・ベイン』は、現行の『バットマン:ダーク・デザイン』から始まるシリーズの前のエピソードで、『バットマン:アイ・アム・ゴッサム』から始まる2016年のDCの新体制〈REBIRTH〉シリーズの最終回にあたる作品です。

〈THE NEW52!〉→〈REBIRTH〉→現行シリーズへと続くバットマンシリーズ

実は、2019年刊行の『バットマン:ウエディング』をもって、弊社では〈REBIRTH〉シリーズの刊行を一区切りとさせていただいていたのですが、「新シリーズへと移行する前の空白期間のストーリーを知りたい!」という声が多く寄せられ、今回、流通限定タイトルとして、本作『バットマン:シティ・オブ・ベイン』を刊行させていただくことにいたしました。

本作でバットマンの前に立ちはだかるのは、タイトル通り、“バットマンの背骨を折った男”として知られるベインです。

『ウエディング』でキャットウーマンと結婚寸前まで関係を深めたブルースでしたが、最終的に彼女はブルースのもとを去り、失意のバットマンは、ベインの巧妙な陰謀によってゴッサムシティを放逐され、生死すら定かでない状況になっていました。

ダークナイトが姿を消したことで、ベインは、ゴッサムシティのすべての犯罪者を配下に収めようと、逆らう者に容赦なく制裁を加えていきます。そのベインの共犯者は……なんと別世界からやって来たブルースの父親、トーマス・ウェイン! トーマスは、2011年の『フラッシュポイント』(ヴィレジブックス刊)で改変された歴史において、息子ブルース・ウェインを強盗に殺されたことがきっかけで、冷酷な自警活動家となっていたのでした。

胸に赤いコウモリをいただく復讐のバットマンことトーマス・ウェイン

父親と戦うことを余儀なくされ、追い詰められたブルースに活路はあるのか? そしてバットマンはゴッサムシティに返り咲き、ベインの魔の手から街を救い出すことができるのでしょうか? 

本作『バットマン:シティ・オブ・ベイン』は、ShoPro Books公式オンラインストア他、一部店舗で販売いたします。流通限定商品ですので、ご予約はぜひお早めに!

6/22頃発売『Xテン・オブ・ソーズ』(MARVEL)

かつて一つの大地だったアラッコに闇の軍勢が押し寄せ、コラコアにも危機が迫っていた。危機を乗り越える鍵となるのは10本の剣と10人の剣士! 待望の大型イベントがついに開幕!

テン・オブ・ソーズ』
ジョナサン・ヒックマン 他[作]レイニル・フランシス・ユー 他 [画]高木 亮[訳]
※電子書籍も同時発売

本作Xテン・オブ・ソーズ』は、2020年11月~2021年1月にかけて展開されたX-MEN誌系列のクロスオーバーイベント(序章+22章)をまとめたものです。
なんと、弊社刊行の邦訳アメコミとしては初となる、〈上巻〉〈下巻〉の2冊組み、ケース入り、全720ページという大ボリュームでお届けします!

今回のイベントの舞台となるのは、古代の戦争によってクラコアと引き裂かれたもう一つの国アラッコ。そのアラッコに闇の軍勢が押し寄せ、陥落したことにより、クラコアにも危機が迫っていました。

二国の危機を救うため、クラコアから派遣されたミュータントたちは、多元宇宙の中心点アザーワールドの支配者、女帝オパール・ルナ・サターナインの差配の下、彼女が主催する剣闘大会で闇の軍勢と対峙することになります。

勝利の鍵を握るのは、タロットカードの小アルカナの一枚「ソードの10」があらわす10本の剣。世界中にちらばったその10本の剣を集めるため、10人の剣士がそれぞれの剣を求めて旅立ちます。

伝説の聖剣・魔剣・秘剣・妖刀・宝刀を携え、英雄・騎士・武士・剣豪・剣聖・剣鬼・魔人・狂王・女帝・邪神が入り乱れる異色のチャンバラ・バトルをぜひご堪能ください!

6/22頃発売『インビンシブル・アイアンマン:ザ・サーチ・フォー・トニー・スターク』(MARVEL)

昏睡状態だったはずのトニー・スタークが、突如行方不明になった。混乱の中、アイアンマンの後継者として名乗りを挙げたのは、なんと……ドクター・ドゥーム!? アイアンマンを巡る壮大な物語が、クライマックスに向けて加速する!

『インビンシブル・アイアンマン:ザ・サーチ・フォー・トニー・スターク』
ブライアン・マイケル・ベンディス[作]ステファノ・カセッリ、アレックス・マリーブ他[画]吉川 悠[訳]
※電子書籍も同時発売

本作『インビンシブル・アイアンマン:ザ・サーチ・フォー・トニー・スターク』は、2017 年10 月から2018 年7 月にかけて刊行された『インビンシブル・アイアンマン』#593 ~600 をまとめたものです。

前作『インビンシブル・アイアンマン:アイアンハート2 /リリの選択』のラストで、A.I.のフライデーが告げたとおり、昏睡状態だったはずのトニー・スタークが、突然行方不明になってしまいました。

アイアンハートことリリ・ウィリアムズと仲間たちは、総力を挙げてトニーの捜索を開始しますが、一方で、スターク・インダストリーズの乗っ取りを企てる一派が動き出し、リリのアーマーをも奪おうと画策します。

混乱を極める状況のなか、アイアンマンの後継者として名乗りを挙げたのは……なんとマーベル・ユニバースの超大物ヴィラン、ドクター・ドゥーム!

はたしてドクター・ドゥームの目的とはなんなのか? そして、トニー・スタークは、いったいどこに、なぜ姿を消したのか?

トニー・スタークの行方をめぐって、登場人物たちが入り乱れ、アイアンマンを巡る壮大な物語は、クライマックスに向けて加速していきます!

本シリーズのライター、ブライアン・マイケル・ベンディスが手がけるマーベル最後の作品でもあり、トニー復活の重要な鍵ともなる本作、どうぞお楽しみください!

それでは今回はこのへんで。次回は2023年7月の新刊案内にてお会いしましょう!


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